我が闘争
APSカップ参戦記2015
11年ぶりのAPSカップ オグラ ツヨシ
この2,3年「復帰しよう。復帰しよう。」と思っていたAPSカップに11年ぶりに参加することが出来た。
この10年間の間に結婚して子供が出来て3.11以降仕事の環境が激変しておまけに住宅ローンなんか抱えちゃった日には家族を喰わせるのにイッパイイッパイでトイガンシューティングどころではなかったにしろ、元々カスタムガバメントが大好きでジャパンビアンキカップに憧れてトイガンシューティングを始めて20世紀にはJSCのROなんかをやってたりしたヲイラにしてみれば百歩譲って復帰するならJSCの方だろう?と誰もが思うんじゃなかと思う。
ま、以前熱心に更新していた立ち食い蕎麦のブログの読者がたまたまAPSシューターでその方からあの「山中亘」がAPSに熱中している話を聞いて最初はびっくりして「はぁ?」と思ったのも事実だけど本人に会って一緒にジョッキを傾けた時には「山中亘」という男に参ってしまって心のどこかに「コイツ(って言う方は失礼なんだけど)と同じ土俵に立ってみたい」って何時しか思うようになった。
去年の新座での公式練習会でAPSに復帰してその後も赤羽やふじみ野や錦糸町で練習試合を積んだけど点数は110から130の間を行ったり来たり。
なんとなく諦めかけて「やっぱり本大会は出るの辞めようか?」なんて思いながら7/19日を迎えてしまったのである。
ま、幸いにも昔からの知った顔に会場入り早々一緒に慣れたのでリラックス出来たのだけれども、いざ自分の射順が来てボックスに入ったら手も足も(((((((( ;゚Д゚))))))))ガクガクブルブルガタガタブルブルで「あ ちゃーどうしよう?」と途方暮れることしきり・・・・・
スタートはシルエット。
過去の経験から「近い的からとれる点数を確実に取っていく作戦」で6mから撃ちはじめるも初弾は的の左上を虚しく飛んでいく。
「あんなに時間かけてサイトインしたのに・・・・・・・・」と思いながら気がついたら6m、7mの5点でスタンディングを終了。
「もう帰りたい」と半泣きでプローンに入り、6.7.8.9mの順番で連続ヒット!
でも、悲しいかな最後の1発は10m先の真上を虚しく飛んでいきプローンは14点、合計19点でシルエットを終了。
既にこの時点で帰りたくなってきてます。
お次はブルズアイ。
2枚とも0点を一発づつ撃ってしまって「ハイ終了」
61点って過去最低点じゃね?
2つ終わって80点。最後は超苦手のプレート
初弾を外して「もう帰りたい」
それでも「フォロースルーだけはちゃんとしよう」と心に言い聞かせて撃ち続けましたわ。
それでも結果はたったの5枚の20点
合計点は半分の100点ですよ。
まるで一競技撃ち忘れたかのような結果に凹むも。
悔しいよなぁ~
もっと上手くなりたよな~
でも考えようによってはまだ100点も伸びシロがあるってことだから諦めずに頑張ろう。
17年落ちのGM97よ、もう暫く付き合ってくれるかい?
一時は君の性能が悪いんじゃないかって疑ったけど君の性能はピカイチだよ。
何年かかるか解らんけどいつか本大会の表彰式でマイクを持ってこう言うんだ。
「ワタル君と出会えたからこうしてマイクを持っていられます。ありがとう!」ってね。
第25回APSカップ東京本大会参戦記 MAGI
ライフルクラス RF-064
昨年の本大会後にライフルを撃ったのはフロンティア試合形式練習会と公式記
録会の2回だけでした。フリーの個別練習は皆無です。そのため本大会 の1ヶ月
前から自宅練習(ブルズアイとプレート)を行うことを予定していたものの、ラ
イフルはまるでやる気が湧かず結局一切の練習をすることなく 本大会を迎えます。
自宅練習を行わなかったことから当然のようにtype96 2号機のメンテナンスも
一切行ってません。
ある程度の練習をしていれば、ライフルの重さにも慣れて、そこそこの点数を
出す自信はあります。しかし、本大会前日になっても全く練習をしてい ない状
況では、良好な成績を望めないので結局ライフルクラスは何の目標も持たすに挑
みました。
競技はブルズアイからスタートしてスコアは83ー2X。1的目43-2X、2的目は
40-0Xと後になるほど悪くなるパターンでした。
次のプレート1回目は難なくノーミスで終えましたが、2回目は大ジャマープ
レートの左側に外しあっさり終了です。やはり2回目は全く粘れませ ん。
最後のムーバー1回目は3枚ミスで思いのほか健闘しましたが、2回目は4連続ミ
スから始まり結局6枚ミスという結果で2回目はどうしても悪化し ます。
ライフルクラスのトータルスコアは150ー2Xでした。昨年のようにプレート満
射もできず出場した意味があったのかと問いたくなる結果ですが、 モチベー
ションが低下していたライフルクラスに対する新たな挑戦の形を見い出すという
成果もありました。
それは今まで我慢して使っていた長く重いライフルを止めコンパクトで軽量な
ハンドガンに替えることで、以前考えた丈夫なストックを作りAPS- 1GMをライフ
ル化することではなく、簡易な着脱式ストックを作りハンドガンをライフル規定
に合わせる方法です。
全ての競技を普通にダブルハンドで撃つというコバヤシタク選手がライフルク
ラスで行っていることのパクリで、10mの集弾性は良いと感じ APS-1GMよりコン
パクトで軽量なことからAPS-3を使うことになるでしょう。
ライフルクラスで真っ当にライフルを使う方からすると邪道な考えですが、
元々長物があまり好きではない私にとって、競技内容は異なるもののハン ドガ
ン練習をより多くできることは大きなメリットではないかと思っています。
ハンドガンクラス OA-39
翌日はハンドガンクラスです。320日程の期間に自宅練習で3468発、練習会等
で5388発程度撃ちました。長らく180点以上という目標を 掲げてますが、残念な
がらそれを超えるレベルに達しなかったので点数的な目標は掲げず、調子が良く
ない状態でも今できるベストを尽くすだけと考え 挑みます。
20年以上利き目ではない右目で照準してましたが、今期は昨年の本大会後から
利き目である左目照準への変更にも取り組みました。また、今回 APS-3LE2013を
2年連続で使用。ハンドガンクラスで同じ銃を連続で使うのは、私的には久々で
す。と言っても昨年からアウターバレルやグ リップを交換しているので外観は
多少変わってますが。
フロンティア・カスタムグリップVer.2を使い左右両用仕様で1年近く練習を続
けてきたのに本大会6日前、急遽サムレストを装着し右手撃ち用 にするという予
定外な行動もありました。
競技はシルエットからスタートします。スタンディング初弾の10mは上側に外
しました。会場内の明るさが、4月にすみだ産業会館で行われたフロ ンティア公
式練習会でターゲットが明るく見えた時と同じような印象でした。そこから狙点
を変更して撃ち10m・9m・8mまでは順調にヒットしま すが、7mは下側着弾となり
予測が外れます。
プローンは右手撃ち左目照準のクリードマンスタイルで撃ちます。初弾10mは
予測が甘く上側に外しましたが、2発目以降は順調にヒットしまし た。
15+18の33点という結果は視力低下に悩まされている身としては悪くないもの
です。
ブルズアイ競技でターゲットに貼るシールを昨年までの青丸から黒丸に変更し
ました。黒丸の下と8点リングの間付近を狙いますが、上側に着弾して いると感
じます。2的目は心持ち下側を狙おうと試みますが、上手くできず上側着弾傾向
のままブルズアイは終了しました。結果は、44-1X + 48-2X = 92-3Xで良くも悪
くもなかったです。
プレートは下段ノーミスからスタートしますが、中段の最後10枚目を外しまし
た。このミスがトリガーとなり上段では腕の震えが大きくなって2枚 ヒットで終
わります。その結果の11枚ヒットで44点という点数より、最後の1枚を外した自
分が許せません。
第25回本大会ハンドガンクラスのトータルスコアは169-3Xでした。この結果は
残念ではありますが悔しくはありません。それは、各所の練習 会や自宅練習な
ど33回のスコア最高が184点、最低が127点、平均が165点だったことから調子が
良くない状態でのベストを尽くせたと思える からです。
APSカップ非公式サイトやAPSラジオ活動で練習会以外でもAPS普及活動に取り
組むホビーショップ・フロンティアの山中さんや、富士見 APSシューターズのあ
づさんとHOKOさんに第25期は大変お世話になりました。第26期も宜しくお願いし
ます。
APSカップを主催するJASG(日本エアースポーツガン協会)は、今大会で安全
に関するレギュレーションの一部を改定しました。それ自体は正 しいことだと
思いますが、セフティに関して初期のAPS-3に対する配慮が欠けていたことがイ
ケガミ選手の指摘から判明しています。
ストライカーをコックしないとセフティをかけることができない初期型ストラ
イカーを持つAPS-3に対しは、銃検査でセフティを使わなくても良 いシール等を
貼るとかの特例処置が必要だったのだと思います。初期型ストライカーのAPS-3
を使う方がいる限り何らかの方法を検討して欲しいも のです。
この参戦記をJASGの方が読むことを期待して。おしまい。
今ここに立っている喜び (APSカップ東京本体会参戦記2015) By もともと
いやいや早いもので第25回APSカップ東京本大会も終わって一ヶ月経ってしまいました。
今年の本大会は個人的にいろいろありまして、そもそも参加できたのがラッキーな大会となりました。
えー、何があったかと言いますと、本大会一週間前の土曜日(関西APS射撃友の会の練習会開催日)の朝、実家で母が倒れている(正確にはその二日前から倒れていた)のを発見するという事件があり、母を救急搬送してそのまま入院となりました。
で、母の状況次第では本大会出場が危ぶまれる状態となってしまいました。
結局母は順調に回復し、前日の東京入りはキャンセルして当日日帰りでの参戦となりましたが、なんとか参加することができるようになった次第です。
ただ、ASW(関西APS射撃友の会)の練習会も参加出来ず、前日に赤羽で練習する予定だったのも出来ず、6月のASW練習会以降ほぼ全く練習してない状態での参加です。
幸い何とか母の容態も落ち着き本大会への出場を決定したのが本大会開催週の水曜日頃。
もはや練習どころじゃありません。
本大会前日も夕方までははの入院している病院に詰めており、愛銃のAPS-3も弾がちゃんと出るのかどうかも確認出来ていない状態(笑)。
そうこうしているうちに、頭の中で何かがパチンと弾けました。
上位を目指して練習を続けてきた選手の皆さんには非常に失礼となるのは重々承知の上で、今回の本大会の自己目標は「全競技35発、悔いなく楽しんで撃ちきる。」ことにさせていただきました。
さてさて、本大会当日です。
例年だったら気合充分始発の新幹線に乗って東京へ向かいますが、今年は約一時間遅れのスタート。のんびりと景色を眺めながら新幹線の旅を満喫。10時半頃の会場入りで、もうオープン部門の競技は始まっていました。
フリー部門の僕はそれでも時間余裕はあるので、オープン部門の競技を観戦します。
午後になり、試射レンジが開放されたのでとりあえず銃のチェック。うーん、ちゃんと弾は出てます。無事競技は出来ることを確認して試射は5発で終了。
いよいよ、フリー部門の競技が始まります。
僕はFA-27ブルズアイスタート。レンジは6番レンジです。
銃・弾・スコアシート・的、必要な物を確認して待機スペースに入るとほどなくレンジインの指示。
本大会特有の高揚感はありますが不思議と緊張はしていません。それよりもレンジに立てたことがホッとしたような、嬉しいような・・・今までに感じたことのない感触でした。
さあ、35発楽しませてもらいますよ!
ブルズアイ第一ターン、ゴーの合図があってからコッキング。ちょっとゆっくり目のスタート。撃ち始めると何だか面白いように真ん中に吸い込まれていきます。5発撃ち終わり満射を確信していたためジャッジの回収してくれた的は見ないで第二ターンへ。第二ターンは第一ターンよりは若干バラけ気味。2発目にはガク引きが出てしまい10点圏を外した模様。しかし残り3発はまあ何とか無難に撃ちきって終了。
1的目 50–4X
2的目 48–0X
計 98–4X
プレートはもともと苦手意識があって出来不出来のムラが大きいんですが・・・今回はどうでしょうか?・・・やっぱりやっちゃいました。
9枚36点のトホホな結果でした。
同じスクワットの皆が全体に早撃ちの感じで、それに気づいた時には既に競技は上段でリズムを取り戻すことも出来ないまま競技終了です。
楽しむことを自己目標として・・・とは言え、プレートのスコアだけは純粋に納得がいきませんので、次回公式に出る時には必ずリベンジしますね。
で、あっという間に最終種目のシルエットです。
シルエットも競技開始合図の後にコッキングするため皆よりゆっくり目のスタート。
スタンディング 10m× 10m○ 9m× 9m× 9m○ 11点
僅かに右またはやや下に外してます。右手に力が入っていた事に気付いて再度深呼吸。
さて、いよいよ今年の本大会の最後の最後、シルエットプローンです。
いろいろゴタゴタあった今年の本大会でしたが、それだけに気持ちよく撃ち終わりたい・・・今回はその一心だけで最終競技に望んだような感じですかね。
プローン 10m○ 9m○ 8m○ 7m○ 6m○ 20点
何とか満射で31点。ホッ!
とりあえず最後だけは「気持ちよく」撃ち終わることが出来ました。
最終結果は165–4Xで13位。
スコア自体は平凡で別に褒められた物じゃないんですが、ホッとしたというか、良くわからない満足感を感じたというか、単に無事レンジに立つことが出来たことを素直に喜んでいる自分がいました。
これでスコアがもっと上がっていればなお良しなんでしようが、そこまで望んじゃうとね・・・たぶんろくな結果が出ないんでしょうね(笑)。
いやはやホントに楽しい本大会でした。
純粋に射撃を心から楽しませてもらいました。
でも、楽しむ本大会は今年限りとして来年からはまたもう少し追い込んで「競技」としての射撃をしていこうと思っています。
今年あまり緊張せずにレンジに立てたこと。その時の心境・集中度合い・と、諦め具合(泣)
。このあたりから、競技の際のメンタルコントロールの糸口が掴めるかもしれませんね。
来年は少しバージョンアップした自分となるべく精進してまいります
遅くなりましたが、本大会を主催・運営いただいたJASGの前田理事長様以下スタッフの皆様、一年間一緒に練習してきたASWメンバーのみんな、全国から浅草に集まってこられたAPSシューターの皆さん、ホントに楽しいひと時をありがとうございました。
来年もまたお会いしましょう。
25期までの我が闘争 山本武史
はじめての投稿なので、簡単に経歴のようなものを書いておきます。
こどもの頃から玩具の鉄砲が好きでした。記憶の中で最初に手にした銃はおそらくワルサーP38の形をした銀玉鉄砲だったでしょうか。たまに親に玩具銃を買ってもらっては、すぐに壊してしまったり兄と取り合いのけんかをして取り上げられてしまったり、そんなこども時代でした。
大人になってから、サバイバルゲームをやるようになりました。それなりに楽しみましたが、サバゲーそのものよりも合間に遊びでやるプリンキングのほうが楽しかったりしました。転勤をきっかけにチームとは疎遠になり、そのうちに全くやらなくなってしまいました。
サバゲーはやめたものの、エアガン好きは変わらずで、大人の財力でコレクションだけは増えていきました。たまにいきつけのショップのレンジで精密射撃のまねごとなんかもやったりしました。そんな日々が数年続いたある日のことです。ふと、この漫然と撃つだけの日々に疑念が沸き起こったのです。ある種の焦りのような感情です。これがおれのやりたいことか、そうじゃないだろう、なにかしたい、なにかしなきゃ。そんなふうに悶々としているとき、たまたまショップに置いてあった雑誌のAPSカップの記事が目に飛び込んできました。これだ!と思いました。それから、私のAPSにどっぷりな日々が始まったのでした。
はじめて参加した大会は第22回本大会でした。初日のライフルは、とにかく緊張したことだけはよく覚えています。勝手がわからず、会場の雰囲気に完全に呑まれてしまいました。膝は笑い、手汗があふれ、激しい動悸がおさまりません。そんな状態で当たるものも当たるはずがなく、さんざんな結果でした。
2日目のハンドガンに関しては練習らしい練習もせずに臨んだ、いわばついでのエントリーだったので比較的リラックスして撃てていたと思います。もちろん、練習していないのでスコアも平凡なものでした。
こうしてはじめて参加した大会でしたが、獲得したバッジは素直に嬉しく、また次にステップアップしていこうと思える原動力になったのは間違いないと思います。
その後ライフルをメインと位置づけ、23期、24期を過ごしました。
23期にはライフル、ハンドガンともにエキスパートを獲得することができました。(もっとも、ライフルはオープンで160点ジャストと、ほぼシャープシューターという状態ですが)
そして25期。
24期はスコアが停滞気味だったため、公式記録会・練習会に可能な限り参加して経験値を積み上げたいと考えていましたが、ライフルの公式があまりに少ないため、今期はハンドガンの公式にも積極的に参加する方向で臨みました。(結局、6/21のフロンティア公式練習会で「公式イベント最多出場賞」をいただくほどたくさん出ました。山中社長のお心遣いに感謝!)
これまではライフルのついでだったハンドガンですが、せっかく公式に出るんだからとがんばって練習量を増やしました。公式前には大好きなライフルを封印したりもしました。これまでしたことのない据銃練習なんかもしました。撃ちすぎて肘を痛めたり、グリップを換えてみたら全然当たらなくなって結局元に戻したり、色んなことがありました。その甲斐あってか、5/9の公式記録会で178点をマーク!久しぶりの自己ベスト更新です。当日1位のおまけも付いて、大変嬉しい日となりました。
でも残念ながら、今期でスコアがよかったのはこの日だけでした。ライフルのスコアは伸びず、ひそかに狙っていたハンドガンのバッジ更新にも手が届きませんでした。今は、しかし収穫はあったのだと自分に言い聞かせ、教本を読み直したり、練習内容を見直したり、自宅にレンジを作ったり、何とか次のステップに行くのだと、ひとりもがいている最中です。
地元金沢では私のほかにAPSに取り組んでいる人がいません。それでも今日まで続けてこられたのは、APSカップ主催の協会の皆様をはじめ、いきつけのショップの仲間、大会の会場で色々と教えてくださったり説教してくださる諸先輩方、APSに関わるすべての人のおかげだと思っています。
普通に生活していたのではけして味わえないあの日の喜びをまた味わうために、感謝の気持ちを忘れずに、今日も明日もしぶとく撃っていこう、そう思っています。
第25回APSカップ東京本大会ハンドガンクラス参戦記 ぬこぢるし
今年も参戦記書いていきたいと思います。お付き合いの程よろしくお願いいたします。
謝辞
赤羽フロンティア様
富士見スポーツシューターズ様
いつもお世話になっております。ありがとうございます。
1)出場部門部門:オープン
2)競技銃:APS-3
3)仕様弾:マルシン、MAXI BB 0.25g(選別なし)
4)撃ち順:シルエット→ブルズアイ→プレート
5)各競技結果
・シルエット
スタンディング
1発目 → 8m (×)
2発目 → 8m (○)
3発目 → 9m (×)
4発目 → 9m (×)
5発目 → 9m (×)
小計 4点
プローン
1発目 → 8m (×)
2発目 → 8m (×)
3発目 → 8m (×)
4発目 → 10m(×)
5発目 → 10m(○)
小計 6点
・ブルズアイ
T1 48-4x
T2 48-3x
小計 96-7x
・プレート
○○○○○
○○×××
○○○○○ ←撃ち方方向
12枚ヒット 小計48点
6)感想
24期の本大会にてシャープシューターになりましたが、そこからバッチ更新は足踏み状態になっており、25期本大会を迎えてしました。
意気込みとして前述のとおり、何とかエキスパートバッチの獲得を目標にしていました。
本大会会場につき、受付、銃検、試射を済ませ、少し安堵をつき、ここから試合が始まります。
第一競技はシルエット。1番レンジだったので、マルゼン登田先生のプレートの読み上げがよく聞こえます。… 登田先生の読み上げを聞いたときに シルエットを撃っているのに、あたかもプレートを撃っているような状態になぜかなってしまったのです。
「からだいうことがきかない」
なんだか得も言われない感じになってしまって、競技終了。
ガックリ感をなんとか違う方向に持っていこうと思い、色々思いをはせるのですが、すぐブルズの射準がやってきて気分転換になりません。
普段しない耳栓をその時はもってきていて耳栓をしてみようとこんな時に普段通りやってないないことをやってしまいましたが、うまく音は聞こえません。ブルズに集中することができました。自分でもびっくりのX数だったのです。
気を良くして、最終競技のプレートに挑みます。バッチ更新は14枚プレートを倒さなくてはいけません。最近なぜかプレートが最後に来ているのですが、見える分得点計算ができてしますで、よりプレッシャーがかります。
何とか14枚を倒したいと思う反面、練習を入れ自己最高が13枚までしか倒したことがない自分が14枚を撃つというのはデータから考えるとかなり厳しいような気がいたしますが 案の定でした。
トータル154-7xにて今年の浅草は終了でした。
26期もよろしくお願いいたします。
第25回APSカップを振り返って 飯田 篤
●きっかけ
昨年(2014年)3月の京都公式から始めたAPS。きっかけは2013年の夏に、何年か振りに本屋で手に取ったコンバットマガジンのAPSの記事でした。「こんな競技があるのか」と頭の片隅に留め、10月に10歳の誕生日を迎えた子どもを理由に「久しぶりにエアガンで遊んでみよう」と10歳以上対象のマルイのエアコッキングガンやM4CQBなどを購入してお座敷シューターをしていたのですが続かない…。サバゲでもなくて子どもと一緒に遊べる競技があったはず・・・とAPSを思い出しました。
APSのことを調べて、専用銃でないと参加できないこと、子どもでも参加できること、競技会が開かれていること、翌年(2014年)3月に京都で公式練習会があることがわかりました。
競技の内容は公式ホームページから理解できました。次は「どうやって練習できるのか」です。”APS 名古屋 練習”などと検索してもほとんどヒットしません。結論「名古屋ではAPSを練習できる環境がない」ということです。それでも始めてみたいという欲求には勝てず11月にAPS-3を市内のエアガンショップに注文しました。手に入ったのは2013年11月末です。
自宅で5mのブルズの練習を専用ターゲットでなく、マルイのターゲットに付属品のターゲットをコピーして練習を始めました。12月中旬に子どもの習い事の関係で、渋谷に行く用事があり、APSを検索するとあちこちでヒットする赤羽フロンティアにも始めて行きました。この時に感圧式ターゲットとその他諸々の備品を購入したと思います。平行してライフルにも興味があったため、フロンティアで中古のSR-2を購入したのもこの頃です。
それからは3月の京都公式に向けて、ブルズの練習、マックさんのサイトにあった紙ベースのシルエットとプレートの練習です。しかし、自宅ですので8m、10mは確保できないためイメージのみ。前日に練習会もありましたが仕事で行けないため、ぶっつけ本番です。
●初めての公式
今思うと本番の緊張を知らないということはおめでたいことですが、初めての公式のついでに京都観光をし、到着したのは受付ギリギリの11時。APS-3も子どもと共用していたため、試射は子どものみで自分は行なえず、ぶっつけ本番の公式でした。結果はブルズ64、プレート36シルエット9の109点。マークスマンに何とか届きましたが、自宅での練習のイメージと本番とは随分違っていたことを思い出します。そのまま打ち上げに参加して、名前だけは聞いていた山中社長が誰か分りました。
京都公式での反省点①銃の共用は難しいので子ども用を購入。②シルエットの練習は自宅ではできないので練習場所の確保。③早めに到着、を胸に次回を5月の埼玉の公式を目指して練習することにしました。
京都公式の後、東京への出張ついでに赤羽フロンティアのシューティングレンジを借りたところ、シューティングレンジの番をしていたのが偶然山中社長で、「特設レンジ使ってください」と声をかけていただき、御礼もホワイトボードに記入しかできないまま特設レンジをあとにしました。
その後、ディズニーランドのついでに赤羽フロンティアに寄ったり、出張があれば寄ったりと名古屋からですがお世話になっています。
あっという間に、5月です。
東京に行くのはいつも車なので、迷いもなく車で移動しています。名古屋から5時間。埼玉も遠いのですが、2回目の公式はブルズ91、プレート35、シルエット15とシャープシューター獲得です。ここまでは順調でした。おまけに、フロンティア主催のため、「親子賞」「ジュニア賞」など身に余る賞品も手にしました。親子賞でいただいたポロシャツはやっと着ることができるようになったので次回の大阪で着たいと思っています。
その後、6月の京都練習会、6月の錦糸町での公式に参加して、練習会場として地元のスポーツセンターを借りるなどし、あれこれしながら初めての本大会を8月に迎えました。
前日にフロンティアでライフルの練習、ライフル本番からの裏APSカップ、最終日にハンドガン本番です。結果はブルズ84、プレート16、シルエット14と6月の錦糸町より良かったものの、流れも公式練習会とは異なり、雰囲気に飲まれている自分がそこにいました。
気を取り直して第25期のスタートです。
●第25期
第25期は大阪からスタートです。名古屋からいつも通り車で参加します。エアースポーツガン安全射撃指導員講習が始まったのですが、競技を始めて1年以上経っていないため参加できませんでした。次回はいつになるのでしょうか?結果は、ブルズ88、プレート36、シルエット5とこの頃から「次のバッジ」よりも「今のバッジを下回らない」ことを第一に考えるようになりました。大阪大会では息子の響がプレートを10枚倒し、拍手をもらったのが印象的です。
10月は錦糸町で、ブルズ77、プレート36、シルエット23と「シルエットが苦手」なのと「ブルズを本番ではずす」ことが判ってきました。
11月は新座市です。ブルズ86、プレート16、シルエット11でしたが、初めてブルズで震えることを経験しました。あと早朝からの車の移動で心臓がバクバクしているのか、緊張しているのか良くわからなかったのですが、体調面での影響が結果に影響しているようです。
しばらく自宅での練習と京都の練習会での参加が続き、年明けの2月は錦糸町からスタートです。ブルズ82、プレート36、シルエット35でした。ここでの成果は苦手なシルエットの下段を満射できたことです。
そして3月の京都です。記念すべき1周年。朝食をガストで済まして、錦天満宮でお参りし、バッジ更新を目指します。結果はブルズ88、プレート32、シルエット23と振るわなかったものの、響が1年かけてマークスマンバッジを獲得できました。
5月の公式に参加できれば皆勤賞でしたが、6月の錦糸町が本大会最後になります。フロンティア主催のため定員を増やし、前日からセッティングをしていただいてこれまでになくターゲットが見やすい環境でした。ブルズ75、プレート44、シルエット29とバッジ更新はできませんが、初めてプレートが10枚以上になったことが成果です。
7月の本大会前に、京都の練習会に参加し、半年振りにライフルを構え、ハンドガンは響が150点を超え、初めて息子に追い越され、このまま本大会でのジュニア優勝を視野に入れて7月18日を迎えました。
●本大会1日目
1日目はライフルです。2週間前に京都で練習して以来ですが成績はともかく、スコープを覗いて的を狙うのは楽しいですよね。この日は寝不足にならないよう、22時30分に出発し、足柄SAで仮眠してからの参加にしました。
ライフルはプレートスタートです。プレートは1枚はずしで57点。なんだか「神が降りてきたのか」と思い続いてのムーバーです。「どこを狙えば当たるのか」頭で考えていても体が定まりません。結果は18点。集中力と体力が要です。最後がブルズアイ。結果は69点で0点を撃ったことが悔やまれます。2発目くらいまでは10点でしたが集中力が切れてトリガーを引いてしまいます。結果は144点と昨年を上回っていますが、練習せずに参加していてはこんなものでしょう。
ライフルの終了後、浅草橋のホテルに戻りフロンティアの練習会に参加しました。昨年以上に参加者が多く、座っている場所もない状況でしたが、練習して、みんなでご飯を食べて、点取りして、とあの雰囲気は大好きです。会場を提供していただいた山中社長に感謝です。
●本大会2日目
2日目はオープンサイトのハンドガンです。京都の練習会のイメージと、前日の点取りで160点を越えたことと、いい条件は揃っていました。
開始前に浅草寺に行ってお参りを済ませます。
プレートスタートでした。結果は8枚倒して32点。周りの選手の状況が気になります。
続いてシルエットです。目の前が前日一緒に練習した優勝者の赤間さんで、シルエット満射です。いいイメージをもちながら上段が11点、下段が15点の26点でした。ここでバッジ更新はなくなりました。最後はブルズです。1枚目は乱れてしまいましたが、2枚目は10点のXを取り、結果は86の6Xです。今回の本大会の成果はこの6Xだと思います。
バッジ更新はなりませんでしたが、表彰でハプニングです。
ジュニアの優勝者が不在のため、響が繰り上げて優勝になりました。開始前に浅草寺で「ジュニアで優勝できますように」とお祈りしたことが叶ったようです。お祈りの仕方で「●●点以上取れますように」と言わなかったのが問題でしたが、本人は納得のいかない結果でも表彰されて、賞品ももらえてといろんなお土産をいただきました。
午後からのフリーサイトの時間は失礼して、上野の国立科学博物館の企画展を鑑賞し、昨年は参加できなかった打ち上げにも参加しました。ちょっと遅れ気味でしたが、富士見の方の近くに席を設けてもらい、あれこれと話がはずんだのですが、初めて話す方が「新座に来ていましたよね」といろんなところで見られていることにびっくりしたのと、響の名前をみんなが知っていることに驚きました。あの人数の調整をしていただいたサバゲ師匠に感謝です。
と1年半を振り返りましたが、今年に入って成績も向上してきたので一足飛びにはいきませんがAPSにこれからも精進です。先日、第26期の大阪もライフル・ハンドガンともにエントリーを済ませました。
最後に、山中社長に感謝、マルゼンの方々に感謝、しつつ「どんな貢献ができるか」考えながら第26期も響と一緒に頑張っていきます。
我が闘争 RIKSY
2015年の本大会・2015年度の公式記録会
協会関係者様・参加選手の方本当にお世話になりました。
心よりお礼申し上げます。
本大会の成績ですがブルズ91・プレート52・シルエット15+15
合計173点x2と言う結果でした。
練習で200点を撃てる時もあれば、公式で173点を叩く時もある
その不安定さを克服するにはひたすら練習しかないと思うのでこれからも頑張ります。
今回のような低迷の日も人生にはあると思いますので点数が悪かった事は仕方ありませんが、もう少しなんとかなっただろうと言っていただけるうちに復活をとげたいと思います。
今年は一緒に練習してきました赤間さんが優勝し、奥選手がグランドチャンピオンになり
とてもいい結果の本大会でもありました、来年は自分も彼らのような素晴らし成績を残せるよう精進してまいります。
APSラジオと言う某大物ユーチューバーのチャンネルに出演させていただいている山中・加藤・マック堺ですが3人とも本大会は超低迷で何をやっているんだと言う感じですが
APS関連の数少ない情報発信や質問の場としてもうしばらく頑張って行きます、
この参戦記集が発行されているころには編集長堺氏から肩を叩かれているかもしれませんが、代役がおらず生き残っていたらまた聞いてやってください。
裏ASPラジオをももう少し頑張りたいのですが、山中さんもツイキャスで忙しいようなのでどうなるか、機会があったら裏ラジオも頑張ります。
今年の本大会から規程違反仕様で使用していたリストバンド組がそろってリストバンド式のルール違反を改善してくれました、勝っても負けても正々堂々がいいと思いますのでルールを守って参加してくださった元ルール違反のリストバンド組様ありがとうございました。
さて、本大会173点の僕にこれ以上なにか言う、発言権が許されるとは思えませんが
もう少し書きます。
点数=練習量
これが大原則ですね
才能の差はありますが
それはノウハウの伝授ですぐに8割埋められます
残りの2割などマッチプレッシャーで動く部分から見たら小さいです
練習で高得点でも
本番で高得点が出るかは解りません
解りませんが練習で高得点が出なければ
本番で高得点はほとんど望めません
毎日練習できる環境作りに勝る近道無し。
本年度もありがとございました
今期もよろしくお願いします
RISKY
人はどうしてプレッシャーがかかると正しい判断ができなくなるのだろう K
(ここでいう人とはK個人を指す)
色々な方にお世話になった一年でした。まずお世話になった方々にお礼申し上げます。
さて。
ひでぇなあオイ。今年の本大会を一言でいうとそういうことになる。どの競技も、最初の3発は良かった。のだけれど。
プレート。
本大会前、下に外す、ていうのにしばらく悩んでいて。いや、単にもう少し上を狙えばいいだけの話で、実際上目を意識するつもりでいた。それで最初は「ちゃんと撃てた」。のだけれど下段4発目で下を撃った。「やっちまった」て思ったね。そしてここで競技中断。本来ならこの中断は気持ちを落ち着かせるいい機会だったはずなのだけれど、もちろんそうはできなかった。中段の最初の2枚を外して、完全に「当てなきゃ」ていう気持ちに飲み込まれた。自分で自分にプレッシャーをかけるパターン。ポンコツな脳め。で上段は全部同じように右に外した。つまりガク引き。一枚外すごとにどんどん焦って。
シルエット。
8mから撃って、3発目10mを当てたところでプレートの結果が頭をよぎった。4発目7mは右に外れた。「何で?!」て思った。所謂「7mの魔物」とかそういう感じではなく、「今の狙点で外すはずがない」と思った。同じ狙点で5発目。今度は左に外れた。プローンのサイティング練習で原因がわかった。震えてた。あれ? 震えてる……そう自覚することでさらに増幅する震え。ポンコツな脳め。下段は散々だった。
ブルズアイ。
最初の3発は黒い丸のところに行ったように見えた。そして4発目。銃が「止まってなかった」んだよね。いや止まっていないのはいつもだけれど、自分視点ではそれでもマシなときとダメなときがある。このときはダメなときだった。一度おろすべきところだった。なのに何故か「なんとかいける」と思った。ポンコツな脳め。もちろん0点だった。その0点が大きく見えることといったら! 第二ターゲットのことはよく覚えていない。
この一年を振り返ってみると点数の上下がかなりあった(後半が悪くて本大会が最低だった)。まずこの下を上げていって、バッジなりの点数を毎回取れるように練習していきたい。
ということで。
皆様今後ともよろしくお願いします!
オクトモアキ
予定通り朝 6時に目が覚めた。8時半に会場に着くためには余裕を見ても7時に家を出れば良いだろう。身支度を整えても少し時間が余るから練習でも軽くしようか。京都や大
阪の公式の朝はホテルで空撃ち練習をしているが関東の公式の朝は移動時間のせいでいつも少し慌しく、練習した事は無かった。
家では横着してリビングのソファーに座ったまま撃つ。家でノンビリと撃ちつづけるのは好きだ。立って練習していた事もあったがすぐ疲れるのでやめた。家では市販の紙を
貼り付けるターゲットを愛用している。そこにPCでプリントしたAPS用の的を貼って撃ち込む。距離は約3メートル。的は3メートル用に縮小して印刷してある。横着して座って
撃つ事には疲れづらいという最大のメリット以外にも良いことがある。座って撃つ事は下半身が完全に固定されると言う事であり、その状態で撃つと立って撃つ時に比べて銃
が止まるので上手い人の気分が味わえるという事でもある。さて、当日朝の家での練習、3メートルから撃つから本番の狙点で撃って当たるわけが無い。大事なのは本番と同じ
狙点で撃ってワンホールになるか、である。悪くない結果だった。もしかしたら今日は行けるんじゃないか。むしろそう思い込む。では出発するか。
家を出た時から暑さに少し参った。今日は暑くなりそうだ。リニューアルした会場のエアコンが良く効く事を願った。地下鉄で会場に向かう。クーラーの効いた車内は快適だ
った。僕には試合で好成績を残すジンクスがある。試合の朝にマクドナルドで朝食を取ると調子が良い。会場の近くの駅のマックに入ると結構混んでいる。どうやら従業員が
不慣れなようだった。一向に列は進まない。そう言えば隣に松屋があったな。心をよぎる。何か食べておかないと。そう思ったタイミングで急に「ナゲットのソースはマスタ
ードって言ったでしょ!」とう声が聞こえた。すぐに店を出た。そして失意のまま松屋に。なんとなくメニューがにてるハンバーグを選んだ。カレーにハンバーグかー。あれ
?初めて食べたが美味いじゃん。なんかジンクスとかどうでも良いかなという気分で割とご機嫌で店を出る。やはり外は暑い。贅沢だけどタクシーで行こう。マックで時間を
ロスしたため開場まであまり時間も無かった。
会場に着くとまだ入場規制されていた。間に合ったらしい。広石さんと中沢さんと同じ席に着く。受付が始まるがOAグループを優先して僕は待機する。シオジャケさんからバ
ックストップにある10メートルの的を打つのがオススメらしいと教わる。受付が空いてきたところを見計らって銃検まで済ます。弾速を聞いてみたら234フィートらしい。71メ
ートル。GPのシリンダーに貼り付けた温度計の数値とデータを照らしデータ通りであった。
さてOAグループから競技が始まる。仲間を中心に応援しながら観戦をする。やがて僕のグループの試射が許可されている時間になった。広石さんからのアドバイスを受け壁際
の10メートルの的の端を使ってシルエットを想定した試射をした。そこそこ調子良さそうな感じ。そして、いよいよ僕の競技が始まる。まずはブルズ。調子が良い。でも第一
ターンの後半に狙い混みすぎて飛ばす。弾が見えなかったから心配だ。黒丸には入って無いのだろう。結果は8点だった。第二ターンをちゃんと撃てれば98点か。まだまだ行
ける。そして第二ターン。そこそこ上手く打てたつもりだったが2発飛ばしてて5点と8点。ブルズの合計は91。優勝は無いなと思った。そしてプレート。下段で一枚外す。下
段で外すとショックが大きい。そしてその次にタイムオーバー。当ててやろうとして逆目に出た。余計な事を考えてはいけないと頭を真っ白にしていつものシーケンスをでき
るだけいつも通りにこなした。少し危なげだったがその後は全部当たってプレートの結果は二枚落としの52点。下段で二枚外して辛かった割には頑張ったと思う。ブルズの五
点さえなければと改めて思った。そしていよいよ最終競技のシルエット。遠くの的はそこそこ調子よく撃てたが近くを外す。上で7メートル、下で6メートルを外す。ここのと
ころ遠くよりも近くを外す事が良くあって、自分なりに色々と工夫したが解消できずに本番に臨んだ。これも勉強か。結果は33点。シルエットの目標点は33点としている
のでクリアー。そして三種目合計は176点。自分がイメージしていた点数には少し足りなかったが6位に入賞する事ができた。過去二回参加した本大会はどちらも入賞を逃
していたので嬉しかった。
オープンクラスの表彰まで終わると昼飯を食べに出た。さすが浅草。外国人がたくさんいてどこのお店も混雑しているようだったが、会場近くのラーメン屋から外国人の団体
がワッと出てきた。すぐに席に着けそうだったのでこのお店に入った。食べたラーメンの味は覚えていない。
フリークラスが終わると僕にはもう一つの試合があった。グラチャン戦である。昨年に続き二年連続の出場である。昨年は本線で大きく崩れてしまい、多少の気まずさを感じ
ながらの出場となった。今年は自分としては点数に物足りなさを感じているものの一応入賞できたから余計な事は考えず楽しもうと思った。去年はタクさんと一緒に出てタク
さんに負けた。僕はタクさんは全ての選手の中で一番プレートが上手いと思っている。で、今年もタクさんと戦う。正直な気持ちとしてとても勝てる気がしない。それに油断
するとどこまでも崩れるのがプレート。いくら緊張すると言っても10枚位は当てないとカッコつかないかななんて思ってしまう。
そしてグラチャン戦。各選手の紹介のあとオープンクラスのハンデである一枚目を撃つか聞かれる。練習にもなるし撃つ旨を伝える。そして一枚目のコールが掛かる。一気に
緊張するのを感じる。素早く腹に息を貯め呼吸を止める。振り上げて狙ってトリガーを引く。ところが弾が出ない。あー、やっちゃった。一発目セーフティ外し忘れたのだ。
オープンクラスのハンデはいらないと実は以前から思ってたが、まさかそのハンデに助けられるとは。僕は下段でミスをした。中段まで終わったところで状況がアナウンスさ
れる。僕と細野さんが並んでトップらしい。あれ?タクさん今日は調子悪いのか、と思った。極度の緊張で息苦しい。でもとにかく頑張ってみようと思った。残りの5発を極
限まで集中して撃とうと思った。僕は試合で集中しすぎると電池が切れてしまうので普段はあえて少しリラックスするように心がけている。練習でプレートを撃つときはスタ
ンバイからフォロースルーまで10個くらいのチェックを順番に行っている。順番に書くと(1)右足の位置、(2)左足の位置、(3)リラックスした姿勢でのターゲット
の見え方、(4)スタンバイ姿勢でのサイトピクチャー、(5)ヒジを上に向けるイメージ、(6)空中のフロントサイトが来るであろう場所への目のピント合わせ、(7)
振り上げた瞬間にまずはフロントサイトにピントを合わせる、(8)サイトアライメントを合わせる、(9)ターゲットとサイトを許容範囲に合わせる、(10)際とアライ
メントが狂わない事だけを考えてトリガーを引く、(11)飛んで行ったタマが何かにぶつかった音がするまでサイトアライメントを整え続ける。以上正確には11個か。こ
れを試合で15発集中してやってしまうと集中が持たないので普段は意識的には(8)のサイトアライメントと(10)のトリガーにだけ集中している。でもグラチャン戦も
残り15発。というより今期のAPSも残り5発。全開で集中してやる。そう思った。
そしてコールが始まる。さらに緊張が高まる。苦しい。プレッシャーなのか息が上手く吸えてないのか、疲れなのかわからないがとにかく苦しい。体から直接弾を搾り出して
いるような錯覚を覚えた。そしてあっという間に上段5発を撃ち終えた。上段は一枚も外しだった。会場から拍手が起こった。でも状況が掴めない。誰が勝ったんだ。必死に
他の三人の倒した枚数を数えようとしていた。でも緊張がさめない頭で数が上手く数えられない。ダメだわからない。そう思った時にアナウンスで僕が勝った事を知った。
運よくグラチャンになれたのでもう一つ仕事が出来てしまった。スピーチである。僕はスピーチが苦手だ。何をしゃべろうか考えがまとまらないうちに時間が来てしまった。
挨拶。協会のスズキさんがグラチャンは選手として人として素晴らしいんだ、と煽る。お疲れ様、関係者へ感謝。自分はまだまだだから一年ちゃんと練習して目標になる人を
目指したい、と言った。本当はそこにマルゼンさんが競技を続けてきてくれてること、フロンティアさんで練習できる事は奇跡みたいな事だから、感謝しよう。そしてその気
持ちを表そうという事を言う予定だったけど長くなったから途中で切った。緊張でギブアップしたというか。
その後は撤収を手伝って解散。打ち上げ。大いに飲んだ。スピーチで言えなかった事を自分にも言い聞かせまた一年頑張ろうと思う。
2015年本大会を振り返って マック堺
本大会フリーサイト部門18位
FA-03 サカイ タツヤ 堺 達也 162 2 89 44 29 GM ダットサイト
でした
今回は、お気に入りのダットサイトHOLOSUNを使った
本大会ということで、あわよくば・・・という
思いがあり案の定プルプルでした。
スタートは、ブルズという たぶん楽なスタート。
何から始まっても一緒なんですが、ちょっと楽な気もします。
ブルズはたしか第1ターンがプルプルでもう帰りたかったのですが
第2ターンで撃ち方をかえて良かったパターンだったかなと思います。
試合になるといつもと同じ方法だと震えが止まらず
現場合わせで撃つばかりです。
第2ターンは、プレートを撃つ感覚であまり狙い込まず
撃つ感じにしました。
試合に出るたびに、微妙に違う感覚があります。
まだまだ、経験不足だなと思います。
プレートは、練習では楽しめるステージですが
本番では、震えがあり止まりません。
アレヨアレヨという間に終わって
気がついたら11枚となりました。
最後の一枚外すだろうと思ってたら
やはり外してしまいました。
気持ち的にも負けてたのかもしれません。
最後はシルエット。
たしか10m立射あたらず、
プローンは満射だったように思います。
終わってしまえばいつもの点数範囲で
予想どうりの成績でした。
次回も同じ点数が出ればいいなぁと
思っています。
外しだしたらブルズ0点に撃ったり
シルエット0点とかあり得る腕前なので
今回の成績は上出来かなと思っています。
今回も日本エアースポーツガン協会様にご協力いただき
本線の様子をまじかで開始から終わりまで動画撮影いたしました。
ありがとうございました。
その様子は、
http://youtube.com/machsakai
にて公開しておりますので、興味がある方は
ご覧いただければ幸いです。
また、試合中に撮影協力いただいた選手の方ありがとうございました。
試合をスムーズに進行し大変充実した1日をいただいた
スタッフの方々にもお礼を申し上げます。
そしてAPSカップの世界に戻るきっかけを頂いた
ホビーショップフロンティア山中さんと
リスキーこと加藤さんにも
お礼を申し上げます。
その2人とAPSラジオという3人のAPSに関する雑談(脱線も多いですが)
を毎週水曜日に公開しております。
APSのタイムリーな情報を得るためにも
見ていただければ嬉しく思います。
http://apscupu.com/
では、試合会場でお会いするのを楽しみにしております。
幼稚な文章を最後までお読みいただきありがとうございました。
マック堺こと堺達也。
APSカップ本大会 2015年参戦記 RF-76 FA-06 吉田 隆
今年もAPSカップ本大会の時期がやってきた。成績の良かった翌年の本大会は一気に点数が落ち込むというジンクスがあるが、今年はどうなることやら。そのジンクスを跳ね除けたいのだが。
● 出だし良好
7月18日、早朝起きて出発準備に取り掛かる。毎年恒例になっているせいか家族の動きも手慣れたものになってきた。非常にスムーズだ。行きも渋滞に合うこともなく現地に到着。順調過ぎる。何かあるんじゃないか?と言う悪い考えは打ち消して会場に向かう。何人もの知り合いと顔を会わせているうちに開場時間となる。
● そんなに甘くはないぞ!
私は荷物運び、妻の美幸は受付、娘の香南は場所取りに取り掛かる。これまた順調だ。家族の銃を用意している間に美幸はパーソナルデーターに書き込み、ブルズアイターゲットの準備。その後、銃検査を終えて試射タイム。香南のライフルはサイトが安定しにくかったが問題なし。なんてスムーズなのだろう。人生いつもこうありたいものだ、などと思っていたが、世の中そんなに甘くはない。
● 大崩れ
競技開始。家族は全員ブルズアイスタートだ。香南はアドバンスバッチ獲得には61点が必要だが、ブルズアイは28点だった。ちょっと厳しいかな?美幸は86点。練習が少なかった割には中々良い。私は91点。日頃練習している割にはイマイチ。次が運命のプレート競技。香南は結構当っている。36点。この時点でアドバンスバッチ獲得決定。美幸は42点。そして私の番。満射しようと臨んでみたが大崩れ。33点。香南にも負けてしまった。情けない。最後はムーバーだ。香南はなんと10枚ヒットの20点。いつも3枚くらいしか当らないのにたいしたものだ。香南が上手くなった分、私は落ちるいっぽうだ。私の合計は156点の13位。美幸は154点の14位。あぶない。もう少しで負けていた。
● ジンクス的中!
結局、成績の良かった翌年の本大会は一気に落ち込むと言うジンクスはものの見事に的中した。当っても嬉しく何ともないが。優勝・オープン部門は吉田英雄さん、フリー部門・井沢さん。その後グランドチャンピオン戦。去年の長い戦いとは違い、今年は一回で決まった。渡辺さんがグランドチャンピオンに決定。抽選会は全滅。家族は誰も当らなかったが香南はアドバンスバッチをもらってご機嫌だ。ライフルクラスが終了した。悪い成績だったが今日のことはすっぱり忘れて明日また頑張ろう。
● 大吉だ!
その日は浅草に一泊することになっていたので浅草寺に行っておみくじを引いた。香南はおみくじ代をせがんできた。自分でお金出さないと良いのが出ないよ、と言ったが結局おみくじ代を出してやった。結果は凶。それ見たことか。だから言ったじゃないか。私はなんと大吉。引くのが少し遅かったか。まあ明日の分だと思っておこう。
● 指導完璧!
7月19日、午前中はハンドガンオープン部門だ。撮影しながら見て廻る。上の階ではネコ専というイベントをやっていて美幸と香南はそちらに夢中だ。美幸の友人のマイコはフリー部門に参加予定だが、待ち合わせ時間になっても現れない。30分遅れてようやく到着。事情を聴いたら、なんと間違えて錦糸町に行ってしまったとのこと。そういえば前にも間違えて錦糸町に行ってしまった後輩がいたかな。錦糸町のイメージが強いらしい。早速、受付・銃検査・試射を終えてシルエット競技の狙いどころをしっかり指導する。
● こんなに上手だったけ?
FAクラス競技開始。私はブルズアイスタート。86点。パッとしない。プレート競技開始。12枚・48点。微妙。最後はシルエット競技。待機場所に行くとマイコのシルエット競技が開始されていた。スタンディングがバシバシ当っている。18点。プローンもよく当たっていた。20点。合計38点。凄い。マイコはこんなに上手だったかな?
● なんじゃこりゃ!!
次は自分の番だ。偉そうに指導した手前、最低でも同じ点数は取って良いとこ見せないと。シルエット競技開始。スタンディング9点。なんじゃこりゃ。何故か8mが当たらない。3発も費やした。プローンは満射だったが合計29点。人に偉そうに指導していながら自分のほうが悪かった。まあ、よくある話だよね!え、滅多に聞かないって?
● 負けるところだった!
ハンドガンフリークラス終了。合計163点。相も変らぬ点数だ。マイコは157点。久々であまり練習も出来なかったわりにはなかなか良い点数だ。もう少しで負けるところだった。美幸は肩の調子が悪く参加していないが、していたら多分負けていたかも。
● 今大会一番の緊張だ!
次はFBクラス。香南のアドバンスバッチ獲得は92点以上。ライフル以上にかなり厳しい。シルエット競技開始。香南を撮影するカメラマンが多い。そのせいでもないだろうがあまり当ってない。7点。厳しいスタートだ。ええい、これくらいで何を緊張しているんだ!ブルズアイ競技開始。54点。まあまあか。次はプレート競技。木本さんに香南の調子を聞かれた。目標にはプレート8枚以上倒さないと達成できないので厳しいです、と話したものの、ひょっとしたら、という気持があった。競技開始。2段目が終わって6枚倒していた。あと2枚か。ひょっとしたらいけるかも。3段目初弾。今大会の中で一番緊張して見守っていた。ヒット。よし。その調子でいけ。次もヒット。合計9枚ヒット。36点。合計97点。アドバンスバッチ獲得だ。香南も少し射撃の楽しさがわかってきたようだ。次もアドバンスバッチを取りたいと言っていたが、102点~109点の点数にしなければならない。そんなめんどうな事しないで次はマークスマンを取れ!
● 耳が痛い!
フリークラス終了。優勝は2年連続で細野さん。V2目指して頑張りましょうと言われていたのに私だけは不甲斐ない成績でした。申し訳ない。上位6名の表彰の後に特別賞の発表。ジュニア賞で香南が呼ばれる。いつもは香南しかジュニアがいなかったが、今年は他にもジュニアがいたのでよく頑張った。胸を張って行って来い!更にレディース賞でマイコが呼ばれた。よくやった!おめでとう。特別賞は知り合いばかりだった。マイコから「タカシ先生のおかげです」と感謝の言葉を頂いた。耳が痛い。「それでは今度、食事でもご一緒に」とは言わなかったが、(言えないよね!)先生と呼ばれるのにふさわしい実力を身につけないと。
● OKとしよう!
今年の本大会は自分の成績はダメだったが、香南が少し上手くなったのでOKとしよう!来年また頑張ろう。今年も楽しい大会だった。みなさんまたお会いしましょう。
「できる」、「できない」ではなく RF-074 OC-023 猫増倉
「やる」か「やらない」かが重要だということを思い知った、今回の本大会でした。
自分は昨年、仕事で大会に出られなかったため、2年ぶりの参加でした。
そんなわけで、久しぶりに会う人もあり、本大会独特の何とも言えない雰囲気にも触れることで些か気分も高揚して
「去年参加できなかった分まで全力でぶつかろう」という意思で臨んだのですが、結果が伴わず不完全燃焼となってしまいました。
ライフルは入賞こそすれども「表彰台の人と1点差」、ハンドガンも「入賞者と1点差」という非常に微妙なものとなりました。
そして、なによりも「自分の納得のできる射撃が出来なかった」のが不完全燃焼の一番の要因だったと思います。
さらにその要因を結果に結びつけた原因が「練習不足」です。
かつて優勝できた年には1シーズンで1万5千発くらい撃っていたので、昨年の大会に出られなかった原因の気象予報士の合格を機に
25期は同じくらいの練習をしようと思っていました。
しかし、最終的には1500発も撃ったかどうかというくらいで、銃を持たないトレーニングもさっぱりでした。
練習量が少なかったのは「忙しくてできなかった」のではなくて「忙しいことを理由にやらなかった」のだと反省しています。
APSカップの後だったか、「百獣の王」を自称する芸能人が陸上競技のマスターズで400mリレーにおいて世界を制しましたよね。
彼が言うには2年間毎日1時間のトレーニングで700時間を積み重ねたことが結果につながった旨の話をしていました。
これに通じるものとして「1.01と0.99の法則」というのがあります。
ちょっと計算してみてください。
1.01の365乗と0.99の365乗です。
ちなみに前者は約37.8、後者は約0.03になります。
現状維持のために「1」のトレーニングなり練習をするとして、それよりも0.01だけ多く又は強度を上げると
1年後には1:37.8の差が付くことになります。
逆に0.01だけサボると、1年後には0.03と殆どゼロになってしまうんですよね。
この0.01%は1日の中でどのくらいかというと、だいたい15分です。
15分って考えると1日の中で無駄にしている時間を足すと十分に超えられそうです。
15分の練習をしろと言いたいわけではなく、毎日少しの時間を目標とすることに費やしていけば、何かしらの結果をもたらすのではないか
と最近になって思うようになりました。
この結果も、「大会で入賞する」だけではなく「自分の設定した目標に達する」でもよいと思うのです。
いま、この原稿を臨時勤務先(ヘルプ勤務)で書いています。
この環境を脱するまであと1か月半あるので、「我が闘争2015」が届くころはまだ帰れていないかもしれません。
何もないので当然に据銃や実射練習はできていません。これを理由にトレーニングしないと先述の0.99やそれ以下になってしまうので
この原稿を書いているのを機に考えを改めて、1.01に近づけていこうと思います。
コンバットマガジン10月号でもイケメンライターさんが良いことを書いています。
「努力や研究が足りない人の言訳」を来年のこの場でしなくても良いように、みんなで頑張っていきましょう。
第26回APSカップ本大会でまた、皆さんとお会いできることを期待して…
APSシューターのみなさま、はじめまして。 J
第25回APS本大会に初めて参加しました J と申します。よろしくお願いいたします。
まず簡単ではありますが、自己紹介などをさせていただきます。
私は高知県在住のいわゆる地方組です。
APSを始めたのは去年の本大会の映像をマック堺さんのYouTubeで拝見し、特にグラチャン戦の奥選手の映像に「格好いいなあ」と刺激を受けまして、たまたまLE2013が手に入った事もあり始めてみました。
それまでエアガン射撃の経験はほぼ無く全くの初心者です。
堺さんの映像を頼りに見よう見まねで練習するといったスタンスでしたが、なんだか判りませんが練習だと当たるんです。
「あれ?上手いんでないかい?」
勘違いと言いますか、自信過剰と言いますか、そこそこ当たるモンですから気を良くしまして、試合に出てみたくなり、そのまま競技にハマっていった感じです。
公式デビュー戦は去年11月の新座体育館でした。
やけに会場に向かうまでに緊張していた記憶があります。会場に到着し、ドアをくぐると・・・
「あっ、堺さんだ!おっ、山中さんだ!おおっ、リスキーさん!奥選手や小林拓選手もいらっしゃる!」
完全に有名人のコンサートにやってきた観客の様になってました。
ドキドキしながら、試合の雰囲気を感じつつ順番がやってきました。
ブルブルブルブルブルブル。
!!!???。
ご多分に漏れず、ちょーー震えましたよ。「ええーー?」です。
試合になると震えてしまって当たらない。という話しはよく聴きますが、実際のところ「ホントか?」な考えの僕でしたけれども、その通りでしたね。まいった、まいった。
終止、ふわふわした状態で競技を進めましたが、ゼンゼン練習とちがーーう。こんな筈じゃなーーい。もっと僕はスマートですよ~~。思い通りには全くなりませんでした。
こんな感じでキビシイ現実に泣きそうになったデビュー戦が終わりました。あっという間に・・・。
あまりの自分の不甲斐なさにビックリもしましたが、このままでは終われんぞ!の気持ちが強く、悔しいながらも「あー、なるほどー、これが試合か。」納得して帰路に就きましたね。
そんなこんなで、本大会までに公式は4回参加できまして、徐々に徐々にではありますが、ちょっとずつ点数はあがりつつ本大会を迎えます。
正直なところ、地方組とすれば公式も本大会も一緒と言いますか、遠征してやってくる事に変わりはなく一戦一戦大事に勝負するだけですので、初めての本大会ですが気負わず行こう!という気持ちで臨みました。
まあしかし、そうはいきませんよね。
あきらかに雰囲気が違うじゃあありませんか!
華やかな会場。いつもより多い関係者。なにより選手が沢山いらっしゃる。
おちつけー、おちつけー。普段とやる事は一緒だー。楽しめー。
自己暗示に必死です。
山中さんが「本大会はお祭りみたいな一面もある。」といった話しをされていましたが、まさにその通りな感想で公式戦とはあきらかに雰囲気が違いました。
そんな中、競技スタートです!!
まず第一競技、プレートからスタートです。
ご存知、難関な競技ですが、震えながらも10枚ヒット・・・。納得はしていませんが試合では最高枚数です!
「よし!成長してる!!」
続いてシルエット。
8mヒット。9mヒット。10mヒット。7mヒット。やった!初めて6mに帰ってこれた!その時、ジャッジの方に声を掛けられました。
「左足がギリギリです。」
「????。」
左足ってなんだ?いちばん右に寄ってるんだから右足じゃ無いの?どういう事?ううーん?ええーい、ままよ!
6mミス。僕もこけましたが、ジャッジの方もこけたのが眼に入りました。
続くプローン。
正直、ほとんど練習してないです。
まぐれで9m当たっただけでした。
散々公式で悔しい思いをしてるのに練習しないんだからダメダメですよね。
ラスト、ブルズアイ。
この日一番震えました。
ちょっと点数を意識してしまい〇〇点数以上取れば、ランクアップできると判った途端もうダメでした。
いまだ!!ぶるぶる。
だめだめ、危なかったー。
ジーっと狙って、いまだ!!ぶるぶる。Oh NO。もうダメ、アーメン!
0点を撃ってしまいました。
あっという間の三競技でした。
点数、149点。
これでも若干点数はあがってるんですよ♪
やはり納得できる射撃は程遠くできませんが、なんとなく得点はあがってるんで成長はしてるのかなあ。と思ってます。
最後になりますが、もう随分自分の成長の為に時間を使う事が無くなって、だらだらと毎日を過ごしていましたけれども、このAPSという競技を知り練習する事によって成長を感じる事ができ、充実した日々をおくれています。
きっかけをいただいた堺さんをはじめ、シューターの方々には本当に感謝しております。ありがとうございます。
納得のいく射撃に少しでもたどり着ける様にこれからも頑張って行こうと考えています。
今後もよろしくお願いいたします。
2015年APSカップ しおじゃけ
今日は8月30日。世間の学生は、夏休みの宿題に追われているだろう。かく言う私も締切日を直前にして、参戦記の記述をしている。最後の夏休みの宿題は、もう何年前なのかすら記憶に無いが、成長していないなあという感じがする。
ここ前々回に浅草で行われた本大会には、電車を使っていたが、今年は、バスを使ってみた。このバスは、池袋から雷門まで運行しているもので、二天門前まで直通でいける。距離としては長めになるが乗り換えが無いので楽に行けるかなと思った。射群が朝一だったので、早めに行って落ち着いてからなんて考えていたが、あまり早くつきすぎると落ち着くところなんて、限られている。朝の浅草の散歩をしながらスターバックスを目指し、朝からコーヒーを飲む。スターバックスのコーヒーは濃い目でうまい。コーヒーを飲みながら外を見ていると、選手たちが続々と会場に向かっていくのが見えた。
“そろそろ行くか”。会場へ付くともう開場していた。一昨年ぶりの浅草だが、いつものように蒸し暑かった。受付を済ませ、座っていてもそれなりに緊張してくる。さてこの緊張をどう乗りこなすかが、ここ数年の本大会でのテーマとなっている。
ほどなく、開会式が始まり、自分としてはまだ緊張していないように感じていた。というよりは思い込んでいた。
本大会を迎えるが、あまり練習が好きではない私は、それほど練習をしなかった。練習をしないといけないが、効率的な練習ができていないからだ。そこで、一番苦手なプレートの練習を毎日メインにしていた。どちらかというと、15発同じ様に撃つための体力を保持するために。
今年の射順は、ブルズアイ、プレート、シルエットの順だ。ブルズアイとシルエットは、そこそこ撃てる感じがするので、練習をしていないが、問題は無いだろう。とは思っていたが、いよいよ競技が開始され、自分の番号がコールされた。射撃準備を待機席で行っているが、何か違和感を感じた。紛れも無い緊張感であるのはすぐわかった。
“来やがったか、どうにかなるだろ”
それが空元気である事は、射撃により証明される。銃がとまらない。もともと銃はとまらない。その中でも撃てるように練習してくるわけだが、そのゆれが半端じゃない。修正ができない。撃ち方がわからない。どのようにしたら、いままでどおり撃てるのだろう?そう考えている間に、ブルズアイの競技が終わる。的を見ると0点も撃っている。この0点が決定打となった。後続の競技も目標には届かない点数で、競技を終わる事になった。
“最高のパフォーマンスを発揮するためには、根拠が無い自信とそれを裏付ける練習が必要だ”。確かに、練習は必要だ、だが、いったいどれだけ練習すれば、“自信の無い根拠”がもてるのだろう。練習すればするほど自分の現在位置が確認できる事で、自信が無くなる。“自信と慢心”。本当に必要なのは慢心じゃないだろうか。自分の点数などまったく気にしないで、いつもこんな点数だからなんてのんびり撃っていたときの方が、いい点が出てる。行っちゃまずいけど、公式の練習会なんかだとマスター-αで、後一枚でマスターなんて点数が多い気がする。気負った瞬間に負けているわけだ。
グランドマスターを取った人たちは、こんなプレッシャーを意図も簡単に(もしくは相当苦労して)跳ね除けた上でそこにいるわけだから、それなりに、すごいんだと思う。その領域に行くのに必要なのは、自信か?慢心?か。。。
我が闘争 第25回APSカップ本大会を終えて
ハンドガン OC-31 24期生 タカギ
今回で本大会参加2回目。昨年同様、関東では比較的離れた所に居住しているためか後半のOCグループとなりました。リニューアルされた台東館はとてもきれいで良かったです。
昨年と同じくプレートスタート。予想通りに震え1枚目を外します。ところが下段はホバリングしているヘリコプターの中からの射撃のような揺れなのに、4枚連続で倒したので自分でもビックリ。中段上段は各2枚ずつしか倒せませんでしたが結果は6月公式からの倍増の8枚32点。昨年の本大会よりも2枚多く倒しました。2月公式の自己新13枚と比べれば良くは無いですが現状ではこれが精一杯。この時点で180点のバッジ更新は無くなりました。
次はシルエット。標的が照明に反射して角度によっては明るい背景色に溶け込むので見えにくかった人もいると思います。今回は上下とも10m初弾を外してしまいます。2発目でリカバリーしましたが、上は8mでも外しました。上下共、初弾を雑に撃ってしまったのでもう少し丁寧に撃つべきでしたね。シルエットは両手撃ちのため、震えはあまり影響しなかったので、本大会でのシルエット満射も夢ではないと感じました。
2競技が中途半端な状態で、良くも無く悪すぎる事も無くもやもやした中、ブルズアイ競技に入ります。1回目、5点8点辺りに着弾していたので残りを丁寧に撃ちましたが、39-1Xと悪い状況。2回目は気分一新して1発ガク引きでしたが45-2Xとなり、84-3Xと2月公式よりも良いブルズアイ今季公式自己新をマーク。
終わってみれば、悪いながらも再び上昇の兆しが見える149-3Xと現状ではまずまずの得点で、オープンサイトでは昨年の75位115-1Xから45位へと上昇できました。今回安全関連のレギュレーション改正で銃口カバーと安全装置使用手順が追加されましたが、レギュレーションブックを読んでいたのでうちのスクワッドでは特に注意も無く進行してました。成績としては中途半端でしたが専門誌の年間購読が当たったのがとてもうれしかったです。こういう事がありますと成績が悪くても気分が良いですね。
以上
わが闘争、APSカップ2015参戦記 ロンリーシューター
今年もAPSカップに参戦してきました、23回大会、24回大会に続き3回目の出場です、
実はエントリー申し込み後に父が急逝し、出場するかどうか大会直前まで悩みました、実家がこんなとき自分だけ道楽に走っていいものかどうか、、、それとも一度しかない人生、悔いの無いように生きるか、自分の中で板ばさみでしたね、それでも実家のゴタゴタも幾分整理も付いてきたのと、妻もせっかくだから出場したら、と勧めてくれましたのでそれじゃあいっちょうやったるか、と出る決心をつけました。
しかし、決心したものの既に航空便の早割りは使える状況になく、ホテルも良さそうなところは満室です、それでも浅草のカプセルホテルを見つけ、新幹線往復切符を手配することにしました、あまり練習できる精神状態ではなかったので実際本番でどこまで撃てるのか不安なままでの出発です。
過去2回は妻と娘を連れて観光旅行を兼ねての上京でしたが今年は娘が高校に入学して夏季補講で学校を休めないので1人での東京行きです、四国松山から東京まで在来線と新幹線を乗り継いで約7時間半の行程、朝出発して東京駅に着いたのは夕方5時過ぎています、すぐに乗り換えて目指すは赤羽、そう、フロンティアさんの前日練習会に参加させていただくためです、赤羽駅周辺でやや迷いつつフロンティア本店に到着します、山中社長さんはじめ常連さんたちが練習しているところに混ぜてもらい点取りを行います、その後、普段はなかなか撃てない10mまでのシルエットを中心に練習して赤羽を後にします。
さて、本大会の日になりました、私は大掛かりな仕事をする日はアンパンを朝食にすることにしているので本大会もこれにならって途中でコンビニエンスストアでアンパンを買おうと立ち寄るとマック堺さんがレジに並んでいます、マックさんを見ていよいよ本大会なんだな、と実感です。
会場に到着します、今年も関西APS射撃友の会の皆さんと待機場で相席させていただきます、私はOCグループなので始まるまで時間があるので会場を見学しつつ順番が来るのに備えます、さて、順番がきました、プレートスタートです、なかなか当たりません、下段1枚、中段2枚、まずいです、いきなりのつまずきです、しかし上段5枚当てて8枚32点です、前日の赤羽練習会でも違和感を感じていたんですが自宅でのプレートの設置高さが高すぎたようで公式の的を低く感じてしまい、特に下段を外してしまったのではないかと思います。
それでも気を取り直してシルエットに移り、最初から10mを狙っていきます、ですがこれまた当たりません、11点+11点の合計22点に終わります、それでも再び気を取り直してブルズアイに挑戦です、これは自宅でも一番練習している種目なので高得点を狙いたいところです、が、ふるえてしまって当たりません、0点を撃ってしまい75点で競技終了です、合計129点、なかなかの崩れっぷりで私の25期APS本大会は終了しました、次回はなんとしても雪辱を晴らしたいものです。
その後、フリークラスを見学したり、デモのデジカメシューティングシステムを試射したりして会場で過ごします、今回は1人で上京したので妻と娘との合流時間を気にせず大会終了まで本大会を満喫できました、普段SNSでしか接することのできない各シューターさんと交流できる貴重な機会です、例年では叶わなかったグラチャン戦見学と集合写真撮影に参加することも出来ました、とはいえ、帰りの新幹線の時間も決まっているので残念ながら打ち上げに参加することなく浅草を後にします、自宅に到着するのは日付けのかわる午前1時です。
今回の出場はどうしようか悩みながらの参加でしたがやはり出てよかったです、急逝する前日まで自分で薪を割って風呂に入っていたほど元気だった父が突然いなくなり、人生について思いを巡らせました、人としてなすべき生産活動はもちろんですが、それ以上に何かに挑戦し続けることも必要なのではないのかな、と思いました、はかない一生のうちに出来ることは限られていますが可能な限り一生懸命生きて行きたいと思います。
参加するに当たって気持ちよく送り出してくれた家族、主催の協会の皆さん、協賛企業さん、そして何より参加した各シューター様に感謝を申し上げたいと思います、ありがとうございました。
『2014.8.24~2015.7.19』 RF-003 OB-11 シノバ ユウスケ(ザイチェフ)
今年度のAPSは
①サイティングを念入りに行う
②トリガーを穏やかに引く
③気持ちを射撃だけに集中する
基本かつ重要な事柄を(今らながらようやく)意識し始めた1年でした。
ただ意識し始めただけで実現には程遠く①はしばしば失念し②もごく稀にそれらしき感触を掴めたか?のレベル③に至っては出来たのは練習中の一度きり…といった体たらく。
③については他の競技(15m精密)で体験した事があるのですけど、射撃の精度が上がるだけでなくプレッシャーも感じ難くなる(感覚的に自分の周囲がターゲットとサイトとトリガーだけの世界になる)ので、他の二つ共々何としても修得していきたい、ところです。
使用銃は去年と同じくライフルは赤いAPS-2、ハンドガンはGP100Sでした。
ハンドガンについては他の競技銃使用やダットサイト装着も考えていたのですけれど、何度も振り上げたり降ろしたりしている時に一番疲れを感じにくく構えが安定するノーマルのGP100Sを、引き続き使う事にしました。
もっとも、構え方が安定してきたら将来的にはAPS-3…それに(個人的に思い入れのある)ダット付のプリシーダーなども使えるようになりたいですね。
練習場所は一人で黙々と練習したい場合「マック堺シューティングレンジ青山」さんと「フロンティアシューティングレンジ」がとても良かったです。
二つのレンジさん共白を基調とした落ち着いた色合いの室内で、騒音も余り無く、まるで“刻の止まった部屋“の中で集中して練習する事が出来ました。
またひたすらプレートやシルエットを撃ち込みたい時はお邪魔したいと思っています。
そしてこの1年間もAPSを続ける上で大きな原動力となったのは、本大会形式で開催される公式記録会や練習会と、月に一回Twitter上でチャレンジする「NET de MATCH」です。
「NET de MATCH」はガスブローバックやエアーコッキング、電動で、また競技銃と色々試しながら撃っていました。
毎回撃つ度に競技銃の撃ちやすさ、当てやすさ、有り難さを実感するものの、競技銃以外のハンドガンでもAPSを撃てるのは大きな魅力です。
少しでもこちらのポスタルマッチに興味を持って下さった方々が思い思いの銃で参加してみて、
それから公式記録会や練習会にも競技銃で参加して下さるようになったらと願っています。
…ちなみに本大会はライフル、ハンドガン共に?“いつも通り‘”の成績でした。待ち時間も含め終始グッタリしていたのもいつも通りに。
印象的だったのは競技中よりも競技終了後で、参加者の方々が「これでようやく“今年“が終わった」と仰っていた事です。APSの競技者にとって本大会は“年末‘”のビックイベントで、その後の打ち上げは“忘年会“なのだとも。
確かに競技そのものが終わったのとは別の意味で、皆さん安堵の表情を浮かべていらっしゃいました。
来年も恐らくシューティングマッチの連戦の中でAPS本大会に参加し、死んだ表情で銃を構え、撃ち、外し… という情景が繰り返されるのだと思います。
それでも1発でも多くイメージ通りの射撃をして、ああ、今日は良かったなと、穏やかな表情で打ち上げを迎えられたらいいなと感じました。 …ガンバリマス。
皆様初めまして主に赤羽で練習していますmakotoと申します。
今年APS本大会初参加しました。
公式の大会も初めてで初めてづくしだったんですが、APS3を買ってからココまでの道のりの長かったこと長かったこと・・・。
初めてAPS3を買ったのが・・・当時のブログを見る限りだと2007年10月のクールスタイルトイって言うイベント。
なんでかれこれ8年越しですね。
長男が生まれてすぐに買ったんで長男も今8歳。
今と比べるとAPSカップの環境も随分変わりました。
当時、ライフルクラスの参加も視野に入れてたのかCA870カスタムで出ようかしらん?みたいな事も当時のブログに書いてあります。
なんで、まだ認定銃の制度が出来る前だったと思います。
まだフロンティアの無料練習会も無くシューティングレンジも無く(無かったと思います)、撃てるのは家とサバゲーのフィールドか秋葉原のアソビットさんくらい。
今は右で撃ってるのですが当時は左で撃ってまして、まだ左利き用のグリップが売って無く自作したんですが・・・。
エポキシパテで試行錯誤で切った張ったで作ったんですが、凄く重いグリップになってしまったんですが、それでヨシと思ってましたもんねぇ。
悔しいことにその後すぐにマルゼンから木グリが出たんですよねぇ・・・もちろんそれも買いました。
初めてAPS3を手にしたのはそんな時代の事です。
本大会の事の前に、APSカップを始めるきっかけと何故に8年もかかったのか?を書きたいと思います。
結婚前まではサバゲー中毒でした
当時有料フィールドも少なく、今みたいに有料フィールドの予定見て「じゃぁ今日はここ行けばサバゲーできるね」
みたいな環境では無く、場所も河川敷やら適当な森やらで情報が無いと参加できない状態。
なので、3チーム掛け持ちして予定を埋めてました。
多分当時としては月、3,4回コンスタントにサバゲーしてたんで回数的には多い方だと思います。
自身でもチームの代表をし、何回かイベントゲームなんかを開催したりもしました。
当時の事はあまり良く覚えていないのですが、APS3を買ったのは結婚する前
なんで、多分結婚したらサバゲーには行けなくなるな~って意識があったんだと思います。
結果そのとーりになりました。
結婚し、嫁さんの実家に住む事になり、サバゲー参加数減少
すぐに妊娠しサバゲー参加数激減
長男が生まれてほぼ消滅。
で、以前から興味はあったけど参加する暇も資金も無かった室内シューティングに本格的にシフトしようと思ったわけです。
どちらにしても、まぁ本格的にやるのは子供が落ち着いたらだなぁ・・・って思っていたんですが。
長男が落ち着くかな~ってあたりで二つ違いで下の子が生まれました。
これでまた二年くらいは無理だなぁ…って感じになっちゃいましたね。
初めて初心者体験会に出たのが2010年10月。
この頃はまだまだ子供達はおさるさんやワンコみたいだったんで、暇があったんで体験だけしてみたって感じでした。
うろ覚えですが、確かまだ本店の場所が店舗で無かった時でしょうか?
ビルの1階のガレージみたいな所だった記憶があります。
平日練習会に顔を出したのが2012年。
もう子供も上は5歳、下は3歳。
バブバフの時期は終わってます。
平日無料練習会もやってて、私の職場は赤羽。
仕事終わりに練習できる環境は揃った。
本来ならそこから本格的に…って感じだったんですが
その時期新たな資格所得の為に、仕事後に夜間の3年制の専門学校に通っていたんです。
一応医療系の国家資格でそれなりに大変だったんで、趣味にかまけてる場合じゃーない状況。
練習にはちょろちょろ顔を出し始めましたが、卒業する2013年までは大会参加はあきらめました。
で、資格も取りやっとこさ出れるゼ!と思った2014年、今度は家族の予定が入り不参加也。
嫁には行って良いよ~遊んでおいで~と言われましたが。
義理のお兄さんも見に来る子供達のイベント、親の自分が遊びで欠席する訳にはいけるかい!
という感じで初参加は果たせず。
そして今年!
念願の本大会出場に相成りまいした。
本大会スケジュールが決まった時から家人に予定を開けてもらい、やっとこさ参加できる事になった訳です。
いやーー。長かった。
さて、話は本大会。
練習を本大会を本格的に意識したのは一ヶ月くらい前でしょうか。
と言っても練習内容は普段通りの内容。
撃ち込みすぎに注意して一回の練習量自体も普段通りに行い、練習日を増やします。
量的には具体的に言うと翌日に疲労感を感じない程度、です。
家でだったらブルズ、プレートの練習がメインなんで、試射の後4セット撃って、最後少し撃って止める感じです。
それでも大体ブルズ4分、プレートが5分、休憩、試射入れれば小一時間ってところでしょうか
今までの拙い経験で腰、肩、肘、手に疲労感や痛みがあると当たらないので(当然ですが)ここは特に気をつけました。
と言うのも、仕事の内容がほぼマッサージなんで、射撃に結構重要な腰、腕周りはどうしても疲労がたまり射撃無しでも痛いときがあるからです。
直前に仕事が忙しくそうなってしまった場合はしょうがないですが、練習量はコントロールできますから。
幸い大会前の仕事量はさほど多くなく、身体的にはほぼベストのコンディションで出れました。
大会前に特別にやった事と言えば、コンタクトの度を測り直しました。
度は殆ど変わらず、右目の度が一段階上がっただけ。
後はお守り程度に目に良いかな?って感じでブルーベリーとマルチビタミンのサプリをハイペースで飲んだくらいでしょうか。
コンタクトは心持ち見やすくなったか?程度の変化です。その前でも別段見るのに困るほど悪くはなかったんで、こんなもんかな?くらいの変化です。
サプリは効果はよく分からいです。んーおしっこの色は黄色くなりましたか・・・
当日は競技開始時間から色々逆算して、家で少し練習できるように早起きしました。
当日会場で試射がどの程度できるかがわからなかったんで、とりあえずどんな感じで撃ちち始めてもOK的な感じに身体と感覚を準備しておきたかったからです。
ブルズ、プレートを確認するように撃ち、2セット普通に周りました。
会場へは電車で行き、浅草駅のホームでtakuさんと会えたので会場まで一緒に行ったので迷わずつくことができました。
会場へつき受付を済ませて・・・さてどうしていいのやら?
とりあえず何処に行けば良いのか受付のおねぇさんに聞き、荷物を置きます。
フロンティアさんでよくお会いする方もいましたが、どうやらそっちの方は席が空いてないみたい。
なので、離れたところに陣取ります。
一通り用意できたのですが、自分はOBグループ、試射、銃検までまだ時間があるみたいです。
フラフラと会場を見回り、顔見知りの人がいたら挨拶して、展示物を見たり準備運動などをして過ごしました。
OAグループが始まり、銃検、試射を済ませた後は人の射撃をチラホラ見たり、MJマガジンを見たり、スマホをいぢったりして時間を潰しました。
んー感覚的には結構待ちましたね。
仲間がいて話とかして時間が潰せればすぐなんでしょうけど、なんせ一人っきり。
気楽と言えば気楽でいいんですけどね。
さてOBグループの番です。
待機椅子で座っている間も緊張感が高まります。
が、想像していたよりも緊張しなかった。
と言うのが正直なところです。
もちろん過度に緊張しないように努めようと、意識はしていましたが。
多分ですが、顔見知りの人が周りにいない一人ぼっちの状態だったのがよかったんだと思います。
見られているというプレッシャーが無いですからね。
よその人からすると自分の射撃なんかあまり興味無いわけだし。
後は自分の殻と言うか、世界にに閉じこもるだけ。
と言ったら聞こえは悪いですが、要は自分が撃つ事だけに集中すれば良いんですから。
まぁ、一寸寂しいのは事実ですけど。
これが見られている事が意識に入っちゃうと、中々殻にも入るのも難しいような気もします。
なんで、有名になったり、仲間ができたり、ギャラリーが増えると大変そうだなぁ…って書いてる今思いますね。
後は
開き直ることですね。
「初めてなんだから普段のとーり撃てなくて当たり前だし」とか
「ここで悪い点とっても命取られるわけじゃーねぇーし」とか
考えてました。
後、純粋にやっと本大会にでれて嬉しかったから楽しいって感じも大きかったですし。
プレッシャーよりもこの場に来れて嬉しい。みたいな感じですかね。
下っ腹がキューーっとする程度な感じ。
トータルで言えばいい緊張感を保って望めた。って所でしょうか。
自分の撃ち順はブルズ~プレート~シルエットです
シルエットは苦手なんでシルエットスタート以外であれば良かったんで、この順番でよかった。
今回の目標は150点
内訳はブルズ90、プレート40(10枚)、シルエット20 です。
練習の時の点取りで良い時が160前後なんで、本番プレッシャーを考えてベストを出せればこの位かな?
って設定にしました。
OBグループの二番目にブルズからスタート。
射座は仕切られているし、明るいし、環境的には文句なし、緊張感もそこそこで撃つ事ができました。
ただ、他の方の射撃のペースの早いこと早いこと。
自分もペースにつられないようにするのと、何発撃ったか分からなくなってしまったんで、二回ともジャッジに聞きました。
結果 98-6X
自分でも驚くくらいいい点数が取れました。
練習でも滅多に出ない点です。
嬉しい半面、段々緊張感が増してきました。
コレ、プレート調子良くって、シルエットドジらければ結構上の方行くんじゃね?
みたいな邪なイメージが頭に浮かびます。
なんか、心が浮つくと言うかフワフワして、地に足が着かなくなりそうな感じがします。
それが増して行かないように意識をコントロールしようと努めました。
具体的に言うと頭の中に浮かんだ歌を歌う(もちろん頭の中で)
です。
今回は・・・本大会一寸前に家族でカラオケに行ったとき下の娘が歌ってたプリキュアメドレーが印象に残っていたのか
頭の中で流れたのがプリキュアでした。
特に初期の方のプリキュアですね。5GOGOくらいまで。不思議と頭のチューナーでは最近の奴は流れませんでしたね。
それで・・・
結果は9枚
大コケはしませんでしたが、目標の10枚以下の結果です。
出だし~中盤は良かったんですけどね
中段の4枚目~上段の3枚目まで5連続で外して「やっべー」と思ったんですが、最後持ち直して落とせたのがよかった。
ここで少し落ち着くことができました。
まーそんなもんだよね~。
そうそう上手くいかねーよなぁ。
みたいな感じで・・・ここで目線が目標の150に戻りました。
ブルズで8点貯金があって、プレートでマイナス4だからプラス4か
上等上等。まだ狙える。
じゃー最後頑張るべ、って感じで。
シルエット・・・一番苦手な競技なんですよね。
ブルズはこう、プレートはこうみたいに「こんな感じで、こうだと当たる」
みたいな自分なりの当たるときの感覚がブルズとプレートにはあるのですが
シルエットはそれがまだよく分からない。と言うか定まってないんですよね。
これなら行ける!って感じでも当たらない時もあるし
こんなんじゃー駄目だよなぁ・・・って時でも当たるときは当たる。
みたいな感じでしょうか。
理由はもちろん分かっています。
家練習はブルズ、プレートなんで圧倒的に練習量が足りないからなんでしょう。仕方ないですね。
で、目標は満射が40なんで半分の20点
ただ少し気楽ではいました。
と言うのもも8m、9mは練習でも比較的高い確率で落としているので、スタンディング、プローン、両方とも8、9だけでも目標の20から考えるとマイナス2
ブルズの貯金が4あるんで、トータル150の目標はクリアできるな。
という算段があったからです。
普段通り行けばOKだな。と
スタンディングは1,2発目で続けざまに8,9と落とします。
よっし行ける!と思った後、3発とも10mを外しました。
ここで9点想定内です。
プローンもこの調子で行けば目標クリアです。
プローンは一発目で8を落とすも2,3と外す。
ラスト2、なんとか9は落とす!落とさねば~とじっくり狙います。
と言うか、ブルズもだったけどみんなペースが早い。
つられて3発を結構なペースで撃ったので落ち着いて撃つ事にします。
9mヒット
よっし、これで目標クリア!
後は・・・10m
これも時間をかけて狙います。先の3発を早いペースで撃っていたので時間は十二分に余裕がありますから。
10mヒット
ヨッシャ!
思わず声が出てしまいました。
これで目標の20を上回る点が取れました。
9の15で24です。
この最後の二発は自分でもよくやったと自画自賛ショットだったりします。
結構プレッシャーありました。苦手なシルエット、尚且つ目標達成ですから。
合計で
ブルズ98、プレート36、シルエット24、合計158です
いやー
とりあえず反省点もありますが、目標もクリアできたし練習の成果が出せてよかったです。
色々な感情がありますが(緊張感、達成感、悔しい感、疲労感)
何より楽しかった!!
この一言につきますね。
本大会までの道のりが長かった分参加できた事が嬉しかったです。
来年も是非参加したいですね。
今回は午後から保育園の家族会に行く予定だったんで、最後まで残れなかったんですが(予定入れないで、って言っておいたのにね)
来年は最後までいてもっと積極的にAPSシューターさんと交流を持ちたい・・・かなぁ。
もちろん打ち上げにも参加したいです。
最後に
運営スタッフの皆様お疲れ様でした。APSカップ楽しかったです。来年もよろしくお願いします。
APSシューターの皆様、一年お疲れ様でした。来年も頑張りましょう!
そして、練習場を提供してくださるフロンティアの山中さんにほんと感謝感謝です!!。
ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
25期APSカップ参戦記 ハンドガンクラス FA-05 玉井英晴 (HN : tmi / twitter : @ht33rpm)
まず始めに、このような素晴らしい競技会を開催して下さる日本エアースポーツガン協会様、メーカーであるマルゼン様、KSC様、いつも練習させて頂いている赤羽フロンティア様、富士見スポーツシューターズ様、全てのAPSシューターの皆様に感謝申し上げます。
そして、練習仲間であるオク選手、グランドチャンピオン獲得、おめでとうございます。
今期の東京本大会で自身にとって4回目の本大会を迎えます。これまでの3回と大きく違うのは、フリークラスで臨んだということです。APSカップには、ダットサイトのような光学サイトを使わないオープンクラスと光学サイトを使っても良いフリークラスとがあります。昨年11月の新座での公式記録会からフリークラスに転向しました。気分転換位のつもりで、すぐにオープンに戻るつもりでしたが、やってみると面白かったので、そのまま本大会まで来てしまいました。それでも、大枚をはたいて軽くて光点の小さいダットサイトを導入する等、それなりには本気です。本大会を振り返る前にフリークラスで感じたことなんかを書こうかと思います。
フリークラスは、オープンクラスに対し、バッジの更新なんかに10点のハンデが課せられています。オープンの選手よりも10点多い点数を出してようやく同点という扱いです。光学サイトを使うことは有利だ、ということに起因するものだと思われます。ではフリークラスに移って、自分の点数が上がったかといえば、そんなに上がってません。最高点は上がってないけど、平均点は上がったかも?という程度です。おそらく、初心者ほどその恩恵を受けられて、上級者ほど結果が変わらない、ということになると思います。初心者と上級者では、狙う技術に差があって、それを補うのが光学サイトだからです。だからオープンである程度撃って来た人間にとっては、ダットサイトは点数が上がる魔法の道具というわけではなくて、カスタムパーツの一つに過ぎないといった感じです。グリップの出来の方が、よっぽど点数に影響します。よくオープンからフリーへの転向は出来るけど、フリーからオープンへの転向は出来ない、と言われますが、『狙う』ということについてオープンクラスではフリークラスに無い技術を求められるからです。もっとも、フリーからオープンに移って逆に点数が上がった仲間も居るんですが。
『狙う』ということに関しては、フリークラスの方が確かに有利というか単純に楽です。特にシルエット競技では差があります。ですが、オープンでも狙点出しがしっかり出来ていれば、そのアドバンテージもなくなりますし、そこから先の『当てる』と言うことに関しては、オープンもフリーも求められる技術は同じです。APSを始めたばかり、もしくはこれから始めたいという人には、特に目とかターゲットが見えない等の問題が無い限り、オープンクラスで始めることをお勧めします。オープンの方が初期投資も掛からないし、求められるものがシビアな分、しっかりとした技術が身につくはずです。何よりフリークラスは参加者が少ないので、これ以上ライバルが増えるのは・・・ゲホゲホ。ここまで言って何ですが、フリークラスでやってると、ダットに向けて弾がスーッと吸い込まれていく様子は、見ていて面白いですし、ダットサイトなんて非日常的な道具を扱うのは、ガジェット好きにはたまりません。フリークラスも良いものですよ。まぁ、趣味ですからお好きな方で、楽しんだ者勝ちです。
さて、本大会を振り返って見ましょう。フリークラスは午後からの競技開始なので、いつもよりのんびりと家を出られますが、トップシューターが集まるオープンC組の試合は見たい、ということで早めに出発します。そうしたら10時位には着いてしまい、ちょうどB組が始まった所でした。着くなり聞かされたのは、とある選手のプレートの結果でした・・・。気を取り直して練習仲間や顔見知りのシューターに挨拶しつつ過ごしますが、待ち時間が長い、それと緊張してましたねやっぱり、常にソワソワしてました。受付、銃検、試射と済ませ、C組の試合、表彰式が終わってようやく出番です。
ブルズアイからのスタートです。同じグループのシューターは皆顔見知りのベテランシューター達。安心して射座に入ります。1的目、銃を構えると細かな揺れがあり収まりそうにもありません。こうなると競技中はどうしようも無いので、そのまま撃ちます。ヒヤヒヤしつつも何とか満射。このまま何とかなるかなと2的目、明らかな8点とあわや5点の8点を撃ちましたが、合計で96点なら悪くは無いかなと後ろで見ていたフロンティアの山中社長と言葉を交わします。そこに戻ってきた2的目の的を見て絶句。なぜお前がそこに居る、な0点が強烈な主張をしています。この瞬間、本大会が終わりました。結果、86-4X。ブルズアイの点数が年々下がっているのがイヤですね。
続いてプレートです。試合結果に求めるものはなくなったので、本大会直前に思いついたけど試せなかったことを試すことにします。グリップの握り方なんですが、これについては思った通りだったのだけど、周りも撃つのが早い。仲間から早撃ちを直さないと、と言われ続けている自分が驚く位早い。当然自分も負けじとさらに早くなるわけで、結果、10枚 40点。自分はいつもですが、今回はプレートで崩れた選手が多かったみたいですね。
最後はシルエット。昨年は満射出来たし、今年はダットサイトまで載せているのだから余計満射したい。一つくらい良い結果が欲しい、な気分で臨みました。スタンディング(立射)は満射。次はプローン(伏射)、初弾10mを外し、本大会が終わりました(2回目)。残りは当たって終了。結果、38点。凄く良い結果なのだけど意気込みが意気込みなので残念な気持ちです。
合計 164-4X
前半に書いたように、ダットサイトを載せても全然点数は上がってません。それどころか現在所持しているエキスパートバッジ(オープン160点、フリー170点で獲得)に対しては落第です。じゃあ、的が見えないわけでもないのに何でダット載せるのよ、と聞かれれば、ライバルが少な・・・ではなくて何となく面白いからなんですがね。と言うことで、今の所は来期もフリーで行こうと思っていますが、私のことですから、シレッとオープンに戻ってるかもしれません。練習会や試合会場でオープンで撃ってる私を見かけたら、「あいつダット外したよ」と笑って頂ければ幸いです。
今年の本大会は、例年以上に練習できずに臨むことになりました。ですがこの結果が悔しくないなんてことはなくて、悔しいものは悔しいです。今までのやり方ではここいらが限界なのかなという気がしています。上に行くために銃にではなくて、練習方法とか自分自身への工夫が必要なのでしょう。でも据銃練習とかの地味な練習、嫌いなんですよね。それが課題です。
また来期も練習会、試合会場でお会いしましょう。ありがとうございました。
APSカップ参戦記 赤間 豊
第25回APSカップ東京本大会にご参加されました皆様、お疲れ様でした。
大会を運営くださったJASG並びにMARUZEN、KSCスタッフの方々、協賛各社の皆様、ありがとうございました。
古い話になりますが、私が初めてAPSカップに参加したのは第6回大会でした。その時代にはまだ認定銃制度はなく、会場では色々な銃が活躍していました。私は「人と違う銃で目立ってやろう」等という下心もありリボルバーで出場していました。その頃の私は大会を口実に東京へ遊びに行く感覚で出場していたため、大会前日はショップをめぐり、当日は朝イチで会場入りして販売ブースに並ぶのが常。「一体あなたは何をしに来ているの?」という感じでした。今でこそ情報はネットで手に入りますが、当時は情報も無く、まして現物に触れる機会など皆無。気になるものや試したいものは自分で手に入れるしかありませんでした。ただ、そんなお買い物ツアーが楽しかったのも事実でした。そんなわけで当時は銃の出来は素晴らしかったのですが、私のほうがさっぱりといった状態でした。数回の参加の後、APSカップからはフェードアウトしてしまい随分月日は流れました。
そんなある日、動画サイトをウロウロしていたら面白い動画にめぐりあいました。電撃ネットワークを思わせるメガネをかけた方と宇宙人がAPSカップについて語っていたのです。浦島太郎な私はお話の中身はよくわかりませんでしたが、「APSカップってまだやってるんだな~」などと思いながらお二人の楽しい動画をあれこれ見ておりました。そうしているうちに当然のように撃ちたくなって来たので道具を揃えようかと調べ始めた頃APS3LE2013がちょうど良く?発売になり運良くゲットできました。APS3に触れるのは初期型のAPS3が発売になった当初ショップに入ったものをさわらせてもらって以来でした。そんな訳でLE2013が初めて手にしたAPS専用銃でした。次に参加クラスを決めるわけですが、以前はガスガンに外部ソースをつないでの参加だったため、フリークラスしか選べませんでしたが今回はオープンクラスもフリークラスも選べます。
APS3はそのままでは光学サイトは載りませんのであれこれする前にオープンサイトのままでやっていくことにしました。とここで銃は手に入ったものの2014年中は諸々の理由で一発の弾も撃つ事なく過ぎ去ったのでした。
2015年になってしまい、今年こそは本大会に出たいな~と思いながら同時に「さて、どこで練習しよう」という問題にも直面していました。地方にはシューティングレンジを持っているショップすらほとんどなく、近くても100km以上離れたところでした。そんな中
きっかけとなったお二人は日本を代表するショップ「フロンティア」のオーナー山中さんでお店にはレンジ完備、更に週に複数回の無料練習会を開催。片やAPS界では常に上位入賞をされているRISKYさん。練習のため住まいを選び自宅にレンジを持つという。赤羽に行ける方々を羨ましく思うが関東に移住するのは仕事の都合もあり現実的には無理。RISKYさんのように自宅にレンジを作れそうな所があるのか不動産情報を見て回るも直線12mという距離が取れそうな物件はそれほどない。あってもあまりに広い物件かあまりに遠い物件。倉庫、店舗はテナント物にはあるが一人で借りるには荷が重い。そんなことをしている間にどんどん月日は流れ、そんなある日RISKYさんのブログに練習会の開催の記事が。「お会いしたこともないのに厚かましいかとは思いつつ、この機会は外せない」と思い連絡を取り、参加させていただくことになりました。
5月半ばの練習会の日にRISKYさんの所へ伺ってみると山中さん、奥さんもいらして、いきなりすごいメンツの方々にお会いしてしまったと内心ドキドキしていました。
そんな中で私のAPS3LE2013は1年以上の空白期間の後無事に撃ち初めを終了しました。
この日撃った数は非常に少なかったのですが私にとっては非常に濃い一日で、ターニングポイントになりました。漠然と心の中に描いていたものが具現化した姿でここにある。
その後は何ら迷うことなく練習環境を手に入れ、やっと練習することができるようになりました。
その時に自分に課した目標は2015年中にマスタークラス獲得、2016年中にグランドマスター獲得というものでした。以前参加した時に光学サイトを使いながらシャープシューターであった自分にはかなりの負荷ですが、勝手にそんな目標を設定して練習を始めました。
練習を始めた当初はブルズを撃っているだけで楽しく、少しずつ点が上がってくるとまた嬉しく、楽しく練習していました。しかしやはりそんなに簡単ではなく、思うように点が上がらなくなり、さらには点が下がる日も出てきました。そこで私は、楽しく撃つのを一旦やめにしました。マスターやグランドマスターになることを目標に掲げた以上、まずはその得点を撃たなければ話になりません。
「どうすればより点を取れるのか?どうすればより良い射撃になるのか?」
そればかりを考え、練習を続けました。これは楽しいものではありません。辛いほうが多く、心が折れそうになることも多かったです。私が今回復帰したAPSに対して望んでいるものは射撃技術の向上、そして200-10Xという最終地点へ近づき、いつの日か達成すること。その過程において自らを確立していくことでした。道を求めていく方を選択しました。無論、まだまだ達成などされておらず、遠く、果て無き道のりを歩き出したばかりです。
2015年、私はAPSカップ本大会で優勝することができました。それはとても喜ばしいことではあるのです。しかし私の中では達成感はありませんでした。私自身が設定した目標のうち、2015年中のマスタークラス獲得は疎か2016年の目標であったグランドマスター獲得も達成したのに何故こんなに何の感動も感慨も得られないのか?本大会後、ずっと自問自答を繰り返していました。その答えはきっと私が望んでいるものとは違うからなのでしょう。未だはっきりとした形で文字にはできませんが、やがて形になってくるのかもしれません。
私は今APSという競技をやっているわけですが、「人と戦っている」という感覚はなく、それでいて「自分に勝つ」といった感覚でもないのです。強いて言うなら「的と戦い、的に勝ちたい」そんな感じでしょうか?きっと、初めに設定した目標が全て点数に関する事だったからなのでしょう。
今後、私がどのようになっていくかはわかりませんが、見果てぬ夢に向かって進んでいく訳です。その過程はきっと辛く苦しいことが山積みでしょう。しかしその途中に小さい喜びも沢山あることでしょう。そんな事を思いながら今後も的と向き合っていきたいと思います。
以上をもちまして私のAPSカップ参戦記を終わらせていただきます。
H27.8.31
赤間 豊
第25回APSカップ本大会を振り返って 遠田
第25回APSカップ本大会を振り返ってみた。
APSカップ本大会は今年で4回目の参加、過去3回はいずれも腕の震えがひどく残念な結果だっただけに、今年は何とかしたかった。
今年のグループは去年と同じCグループ、競技の順番も同じプレートスタート。
昨年は緊張による腕の震えが止まらず、3枚12点と恥ずかしすぎる点数だった。
緊張しないよう、昨年の点数や周りの人たちのことを意識しないように、椅子に座って待機。
いざ、自分の番になって射座に入る・・・・・。
競技開始!下段1枚目、2枚目はずす・・・・、昨年の悪夢がよみがえるが不思議と腕は震えていない。
腕が震えなかったので調子いいかな?思ったけど、結局は6枚24点のがっかり点数。
腕こそ震えなかったけど、腕を振り上げてもフロントサイトが上がってこない感じ。
結局フロントサイト見えないまま撃っていた。
それでも6枚あてたのは腕の震えによる左右のズレがなかったからか?
つづいてシルエット。
昨年はスタンディング8m、7mの7点、プローン7m、6m5点の12点。
プローンは練習でさえ当たらない状態が続いていたので、今年はAPS-3からGMに銃を変えている。
GM、APS-3と比べてプローンで圧倒的に撃ちやすかったので。
結果、スタンディングは8m4点のみ、フロントがいつもより重く感じられてフロントサイトを視野に維持できなかった。
プローンはクリーンの20点!このためだけにAPS-3からGMに変えたのでここは結果が出てよかった。
ただ、実践で緊張するとやっぱりGMはフロントが重くて長く構えていられない感じ。
シルエットは24点でここまで合計48点。
もう、160点エキスパートバッジ更新は無理。
最後の競技はブルズアイ。
第1ターゲットはやはりフロントサイトが下がって見失い31点1X。
狙いこんでいくと、フロントが重くて下がっていく・・・・。
今までの経緯を考えて第2ターゲットは大胆な撃ち方を決行!
ブルズなのに、プレートと同じ感じで撃ってみる。
これがうまくいって第2ターゲットは48点2X!合計79点3x。
結局今年も127点3xと振るわなかった。
ただし、思ったより腕が震えなかったのは収穫か?
あと、自分にはGM、少し重いか?練習ではちょうどいいくらいだったのに意外な感じ。
4回目の本大会も残念な結果だったけど、第26回に向けてがんばっていこうと思う。
参戦記(ハロ)
本大会の参加回数が3回になりました
実際やってる年数だと5年でしょうか
あっという間の時間でした
その中で、銃が増えていき、カスタムもしてきました
カスタムしなくても、当たるんですが
気持ちよく撃つためには、削ったり盛ったり
サイトを作ってみたり
いろいろな試行錯誤を繰り返してきました
撃ってみて、いじって
撃って検証して、またいじって
こんな繰り返しの日々でした
今年に入り、今の銃でいじるところがなくなってきました
この銃で、マスター・・いや!グランドマスターを取るぞ!と気合を入れました
結果から言うと、取れませんでした
今年もプレートに泣くって感じでしたね
まぁ私の反省を長々とかいてもしょうがないので、射撃をするにあたって、
私が気を付けていること、工夫している点などをまとめてみたいと思います
参考になればと・・・
//””ブルズ“”//
まずは、基本のブルズから
銃を握る際に気を付けていること
親指と人差し指の付け根の真ん中が銃口と一直線上にありさらに、腕も一直線になる
ように握る
この際、親指→小指→薬指→中指の順番で閉じていきます
その時に、気持ちよく握れるようにグリップをいじってきました
私が思うに、握るときに大切なのは、小指だと思っています
力いっぱい握らない銃なんですが、小指がしっかりしていないと全体的に力が伝わり
ません
なので、小指 そのあとに、中指でしょうか、中指で銃を支えるので、ここも重要で
す
このように握ったら、目を閉じてスタンスを決め、的に向かいます
私はインラインスタンスという、スタンスです
右足が的に対して垂直であり、首も真横を向かなくてはならず、最初のうちはかなり
の苦痛です
まず、息を吸いながらあげていきます
70~80度ぐらいまで上げます、そのあと息を吐きながら下していく
まだ、的が見えないところで息を止め、ゆっくりおろしていく
構えたところで目を開ける
この時に、左右にずれていたら、足を動かして修正する
できることならば、これを何回も繰り返して、位置を決めたいが
本番では、一度しかできないので、練習が必要だ
位置が決まったら、撃っていく
私の場合、サイトの幅が狭いので、ピッタリと合わせて撃つ
以前は、幅が広かったため、左の幅が狭くなってしまう癖があった
なので、フロントサイト2.3mmリアサイト1.5mmになっています
さらに、撃った後は、ホロースルーといって構えたままにしておきます
この時に、トリガーを引いてフロントサイトがどのように動いたかを確認します
トリガーがまっすぐ引くことができていれば、フロントサイトは、上下にしか動かな
いはずです
なので、トリガーを引いたときに、左右に動くってことは、トリガーの位置か、指の
位置が間違っていることになります
いかに、サイトを合わせても、トリガーがまっすぐ引けていないとだめだと思うんで
すね
さて、ブルズに関しては、こんな感じでしょうか
//””プレート“”//
スタンスは、インラインスタンスです
私は、左から撃っていきます
的の右端から2枚目のところに立ちます
スタンバイ姿勢は、グリップをモモにつけてしまっています
本当は、45度以内であれば問題はないんですが
いつはじまるかわからない状態では、あげっぱなしは疲れるので
昔からつけたままでスタンバイです
ブザー音と、ともに銃をあげます
目的の的を通り過ぎてからゆっくりおろし、狙います
昔は、この3秒が短く感じてしまい
焦って当たりませんでした
なので、スピードシューティングをやってみました
このスピードシューティングは、5枚を3秒以内とか・・
とても速いのです、一発目もハンズアップからホルスターに
抜いて撃つ!
とてもせわしない
でも、これをやってから、3秒が非常に長く感じられるようになりました
こんなに長いんだからゆっくり狙っていこう!
そんな気持ちになったんですね
なので、プレートに関して、最初のうちは時間なんて気にせずに
まずは、ゆっくり狙って撃つってことをしてほしいです
ほかにも、プレートの悪魔として
図形だったり、隙間ばっかり抜けてしまったり
障害はあるんですが、それはそれで楽しんでいいんじゃないでしょうか
はじまってしまうと、3秒で終わってしまうので、心理的な部分が多く
どんなに練習しても、結果が出ない時があります
そんなときは、同じことを繰り返す・・・ルーティーンってやつをやります
基本的に15回同じことを繰り返せばいいのですが
なかなかうまくいかない
自分の銃には、側面にブログのタイトルが書いてあります
自分は、コンプレストをするときに、心の中でそれを読んでいます
このルーティーンを行うようになってから、落ち着いて撃てるようになってきました
さて、次はシルエット
//””シルエット“”//
シルエットは、まぁ・・・データ勝負です
両手で撃つので、特に何もありません
ブルズと同じ要領で撃てば当たります
しかし、どこを狙ったら当たるのか!ってのは
データを取っておかなくてはなりません
初速が早ければ、落差は少ないけれども
そんなことしてしまえば弾速王になってしまうので
やってはいけません
じゃどうするの?って
要するに、毎度同じところに飛べばいいのです
いかに安定した初速がでる銃が作れるのかが要になってくると思います
プローンは、スタンディングと目線が違うので、当たるところが違います
なので、プローンもデータを取らなくてはなりません
とまぁ、最後の方はグダグダになってしまいましたが
自分が撃っているときにきおつけていることでした
APSは「これだ!」という答えがなく、その答えを探していく過程が楽しいのです
私が5年間やってきて、やってきたことをまとめてみました
たぶんこれを読んで、そこは違うだろ!って思うところがあるかと思います
しかし、一番上に書いてありますが、「気持ちよく撃つ!」これが大切だと思います
自分にあった、気持ちいい射撃を探してみてください
以上、ハロでした
PS:遠くのものに当てるという行為は本能だ!
参戦記 2015 チャレンジャー
今年の本大会は残念なことに娘が参加する事がなかった。昨年度は自主的に練習にも取り組み、國友さんでも練習会にも参加して、本大会にも参加したのですが、高校2年生ともなると大学進学の事やら色々と忙しいみたいで仕方ないと諦めた。
僕の初めて経験となる事は、ライフルクラスの見学です。ライフルクラスに参加しているシューターを見て、来年は自分も参加してみたいと少し感じたのが正直な気持ちですが、あの強大な荷物を持って、自宅から東京までの移動を考えると、正直無理があるのかなと戸惑うところです。それに、ライフルクラスは練習環境も整っていないし、ブルズアイ以外の標的の用意をすることが出来ません。これを考えるとやはり無理なのかって思ってしまいます。
一番の問題は、ライフル出場して、翌日のハンドガンに出る体力が僕にはない事ですね。(両競技に参加されているシューターの方はすごいと感じました)
ライフルに関しては、色々問題点もある中、よく考えたらハンドガン始めた頃も、標的もなく、今のようにプレート機もなく、自宅で試行錯誤しながら練習していたので何とかなるのかと思う反面も出てくるのです。ライフルはハンドガンのバッジを更新出来てから考えようと思います。
ハンドガンは、今年はKSC AP200Sで挑みました。KSCを使用されている方は非常に少なく、メンテナンスもほとんどしていません。しかもASWのメンバーである、甲村さんから頂いた物です。
僕の知っている人の中で、KSCを昔から使用されている人は、持ち主の甲村さん、あづさんともう一人shiojakeさんしかおらず、分解して、パッキンの交換も一苦労しました。KSCの精密射撃用銃もかなりの命中精度があると思っています。要は道具ではなく、すべて射手の問題なのです。
本大会ってなぜあんなに緊張するのでしょう?第19回から参加して、顔見知りの人も増えてきているのに、いざ本番になると、足はガクガク震えて、腕はプルプル振るえてまるで、自分の体のように感じません。緊張しているのは十二分にわかっているのですが、そこまで人間緊張するものだなって改めて実感しました。緊張する人は当然いないだろうけどその中でも、トップシューターと呼ばれる方々はメンタル面の強さ・練習量・研究熱心と全ての面において、人一倍努力されて、トップシューターと呼ばれるまでにのぼりつめていくので、僕にはあと何十年掛かるか?何十年かけても無理なのかしれませんが、楽しめたらいいのかなって楽観的に考える様になりました。
最後になりましたが、今年もJASG・前日練習会でお世話になったフロンティア様、ASWメンバーの皆さんありがとうございました。
2015APSカップ参戦記 山中亘
こんにちは東京赤羽のフロンティアというエアガンショップを経営している山中という者です。APSカップには仕事だか趣味だかの境界が何だか良く分からなくなってきていますが、APSをこよなく愛し、楽しんでいる者であります。さて今年もあっという間にやってきて、あっという間に終わってしまったAPSカップ本大会ですが、いまこれを書いているのは8月末、それも締切日だったりもしちゃうのですが、まだ本大会終わって2か月経っていない現実に少し驚いたりもしています。もう何年も前の出来事に思えるのですよ、今年の本大会は。毎年あるのですから変な話なんですけれどね。さて2015年の本大会もまた、プレッシャーによる震えに敗れてしまった大会でした。もう恐らく、これからもずっと、こんな感じが続くものと思われますが、それもまた一つの個性と思うようになりました。競技なのだから、そんなんじゃだめだと言う方もいらっしゃるのでしょうが、実際そうなのだから仕方がないんですよ。第25期、今期はとても充実した一年間を送る事ができました。本大会に臨むに辺り、結構うまく調整というか練習してこれた一年でした。一年通して本大会や公式戦以外の当店での試合だったりでも、中々自分の射撃が出来ずにいる一方、練習では逆に着実に進歩して行ってる相変わらずな日々を送っていましたが、本大会前の週に行った試合形式の練習会で土曜日曜と連勝でき、ようやく試合でも結果が出て良かったなあと、ほっとしたりもしていたのですが、月曜になってからは心拍数が物凄く上がってしまったようで、日常生活からして息苦しく腕も足も震える様になってしまいました。今だから笑って話せますが、内心、これってやばくね、と思うほどでした。当然こんな状態では自分の射撃なんか出来る訳もなく、特にプレートは練習段階でも惨憺たるものでした。それでもなんとか折り合いも付けつつ、ある程度納得もいって本大会に臨みましたが、やはり歯が立ちませんでした。結果は123点!自分的にはとても残念な点数ですが、これもまた現実です。プレートは当たったのが3枚ですからねえ、自分でも驚いています(笑)今年の本大会は点数もひどかったし、終わってからは体中痛いは風邪引いて熱出るはで本当に嫌になってましたが、それでもたまにブルズアイなんか撃ってると楽しくなってくるんですよね。不思議なものです。そろそろ大阪公式も始まりますし自分もまた第26回本大会目指して頑張ろうとおもいます。何と言いますか正直なところ第26回本大会も満足いく自分の射撃と言うのは出来ないかとも思いますが、それはそれで日々の射撃を一生懸命楽しく撃っていこうと思っています。第26期というのはどんなシーズンになるのか楽しみです。また今期もJASG協会さんやマルゼンさん、またご一緒に練習させて頂く皆さんよろしくお願いいたします。また一年頑張って本大会後の楽しい撃ち上げに参加したいものですね(^^)
第25回APS CUP 本大会に参加して
記念すべき第25回APS CUP 本大会に初参加した。
先ず、日本エアスポーツガン協会の皆さん、先輩シューターの皆さんへお礼を申し上げます。お世話になりました、ありがとうございます。
成績は、108-1xで目標としていた130点には届かなかった。
敗因は、ブルズアイで0点を2発も撃ったことだろう。フルスペックの練習ができない環境だが、ブルズアイは自宅で練習できるので、自分なりにそこそこイケると思っていた。しかし、いくら緊張していたとはいえもったいないことをしたと思う。
3種目のどれに対しても「これだけは自信がある!」と思えるものが無い今の状態では、いざ試合になると緊張感をやみくもに増加させるだけだと思った。
初参加だった本大会を終えて、今後の課題は、自宅で練習できるブルズアイに重点を置いて「1にも2にもブルズアイの精度を上げる」「いつでも必ず100-10x」(笑)を目標に練習していきたいと思う。(爆)
さて、APS CUP 本大会参戦記としては、ここまでだがAPSを始めたきっかけなどに触れたいと思う。
APS競技そのものは、20年くらい前から知っていた。知ったころは「やってみたい」と興味もあった。しかし、協会の認定銃でしか参加できないこと、また、自分の周辺でAPA競技をやっている人が居ないこともあって、始めるきっかけがなかった。
時は過ぎ、すっかりAPSのことなど忘れてしまっていた。そんな中・・・YouTube のマック堺さんの動画に出会い、すっかり忘れていたAPSと再会した。サバゲに疑問を持ち、スピードシューティングに限界を感じていた私の心に小さな火がついた。
2013年11月18日にアップされた石井健夫さんが解説するマルゼンの2013LEモデルの動画と、2014年1月20日にアップされた「APSに興味のある方へ・・・」の動画を見た。どちらもマック堺さんがアップロードした動画が決定打となり、すぐにNEW MGC福岡へ向かい、2013LEモデルを買った。
APS-3 2013LEを購入して初撃ちからの約3ヶ月間はブルズアイの5点内に全く当たらないありさまで「マルイの電動M4の方がいいじゃん!」なんて思ったほどだった。
自分の回りに「なぜ当たらないのか?」という問いに答えてくれる人は皆無でインターネット上のブログを漁る日々が続いた。
これらのブログは、参考になるもの、そうでないものがあり、また、この時点では、自分の理解力そのものが無いことにも気が付いていなかったと思う。
そうこうするうちに、APSラジオが始まった。
山中さん、リスキーさんの存在もネットを漁る上で知っていた。その3人が、なんと!APSについて語るという・・・「この3人は、俺の為にこのラジオをやってくれている!」と思ったほど嬉しかった。
質問コーナーでは、拙い質問にも丁寧に答えていただいた。また、他の方の質問もたいへん参考になった。なによりも御三方の心からAPSを楽しんでいらっしゃる会話がおもしろかった。
そんな中、日常生活の中で東京へ行く機会が全くない私に東京行の機会が巡ってきた。大好きなイギリスのロックバンドの日本公演を見に行くことだった。これを逃すともう2度と彼らの演奏を生で見る機会はないと思い東京行を決めた。事実、このバンドのベーシストが今年亡くなったのでオリジナルメンバーでの演奏は見れなくなってしまった・・・。
話がそれてしまったが、この東京行には、「せっかく東京まで行くのだから赤羽のホビーショップフロンティアに行く!」という別の目的も兼ねていたが、それに加えて、埼玉県新座市で行われた公式記録会への参加というオマケまで加わった。
公式記録会の前日は、あまり時間が無かったがフロンティアで練習ができた。初めて参加する公式記録会の前に一度もやったことのない読み上げタイマー付でプレートが撃てたし、集まっていた皆さんに声を掛けていただいて、少し緊張がほぐれたようだった。翌日の公式では、余裕をもって宿を出発したにもかかわらず電車の乗継を間違えてしまい会場入りが遅れてしまった。すっかり舞い上がってしまって、自分がどうやって撃ったのか?よく解らないまま終わってしまった気がする。試合後の打ち上げにも参加した。ここでも、あまり時間が無かったが、富士見シューターズクラブの皆さんのご厚意で帰りの便にギリギリ間に合う時間を計算してくれて最寄駅まで送っていただいて集まった皆さんと楽しく交流できた。
私のAPAはじめて物語は、ざっとこんな感じです。
この一連の中で疑問に思ったのが、山中さんらとの話で福岡(九州)からの参加者が居ないと云うことだ。
私がAPS-3を購入したNEW MGC福岡の船越店長によれば「APS認定銃は入荷すると、すぐにではないが、必ず売れてる」らしい・・・ということは、認定銃は持っているが、試合に参加していない人が一定数いるということだ。
試合に参加しない理由は、定かではないし、それ以上どうしようもないのだけれど、フロンティアに集まっている皆さんや富士見シューターズの皆さんとのふれあいで、私も一緒にAPSを楽しむ仲間が欲しくなりfacebbok ページを開設して呼びかけたり、たまに遊びに行くシューティングバーにもAPS-3を持ち込んで、他の客にアピールしている。(笑)
また、フルスペックとはいかないまでも、十分な距離が取れる練習場を探して、あちらこちらに交渉したところ「自分の好きな時にいつでも」とはいかないが、市民体育館を練習場として確保できたことは良かったと思う。
そして、一人だけど仲間ができたことは、とても嬉しい。始める一歩前の人も数名いる。
最後にAPS競技に興味を持つキッカケとなったマック堺さんやホビーショップフロンティアの山中社長、リスキー加藤さんには、APSラジオの質問コーナーで、私の質問に答えていただくだけでなく福岡まで来てご指導いただいたことへの感謝は、語り尽くせない。
本当にありがとうございます。そして、これからもよろしくお願いします。
来年の本大会で、また、皆さんと会えることを楽しみに練習に励みます。
2015APSCUP参戦記「我が闘争」イザワシゲタカ
〜〜ライフル編〜〜
ライフルの本大会参加は今回で5回目
今回は5月末の公式の感じが良かったので、
あまり考えず同じ仕様でいこうと決めていました。
前日のコンディションは、そこそこ良い状態で
あとは自分しだいとゆう感じでした。
夜は弾選びをしてガンに関わることを終了。
24時ぐらいには就寝。
朝は5時に起きていつものようにメンテして弾だし確認をしOKとした。
睡眠は5時間くらいでやや寝不足気味の状態。
早めに会場に着いて席も良さげなとこを確保。受付して弾速チェック完了。
第一競技はブルズアイ
いつものように緊張してスタート
第1ターゲットは50点、
第2ターゲットも50点と思ったら12時の方向に5点が二つ重なるように着弾。
結果40点。何故5点???。
第二競技のプレート
第1ターンは中ジャマーで真上12時の位置に着弾して引っ掛けてしまった。
この時点でブルズの5点とイメージが重なり今日の銃の悪性を把握。
当然当たる気がしなくなっていましたが今更どうすることもできないので
運任せでの射撃。2ターンは運良く?クリアして結果49点。
第三競技のムーバー
当たるのか当たらないのか半信半疑での射撃
3枚外しで結果34点。
他の方々も点数が伸びず結果としては合計173点でしたが1位に。
グラチャン戦
正直、当たる気もしなく不安な気持ちを抱えての状況でスタート。
中ジャマーで引っ掛けたり白を外したりダメダメで終わってしまいました。
反省材料てんこ盛りで次に活かそうとゆう気持ちで終了しました。
〜〜ハンドガン編〜〜
ハンドガンの本大会参加は今回で6回目。
ライフル部門が終わり自宅に到着。少し休んでハンドガン。
ライフルからハンドガンに頭と身体を切り替える為に試射。
ガンのチェックとしてはパッキンは外さず内部のバネのクラックや
シアー接点の摩耗の点検と弾速チェックをして明日の準備終了とした。
今日も早く寝ようとしたが寝つきが悪く
結果深夜2時過ぎぐらいに寝れたんだと思う。
朝6時には起きて軽く弾出し確認して準備完了。
体のコンディションは昨日の疲れでイマイチでした。
いつもは前日ライフルの余韻も残り疲れて放心状態での
参加でしたが今年はまだ本大会は終わっていない
とゆう気持ちが強く、丁寧に撃とうと心がけての参加でした。
第一競技のブルズ
100点8X
やはり緊張で真ん中を狙うほど小刻みに揺れていましたが、
フォロースルーの途中でトリガーを弾くとゆう意識を念じて
撃つように心がけていました。
第二競技のプレート
力みすぎ。腕が大きく揺れてどうにもならず
11枚ヒット結果44点。
4枚外しましたが、かなり頑張ったと思います。
しかし練習方法の見直しが必要と痛感しました。
第三競技のシルエット
スタンディングは満射で20点
プローン9mで1度外し18点。
結果38点
シルエットは気持ちも落ち着いて撃てたと思います。
結果182点で3位。
出来すぎです。
こんな感じで本大会競技は終わりました。
色んな方からのアドバイスのおかげだと思っています。
ありがとうございます。
また主催者側の方々、設営するスタッフ方々の情熱や苦労があってこそ
気持ちよく競技に参加出来ていることにも感謝しております。
これからも宜しくお願いいたします。
APSという名の冒険 とっちぃ
APSの上手い方の何かを知りたい方、読み飛ばしてください。
本大会で内容はなんでもいいから、APS出てる方の声を聞きたいんですよという事を聞いたので、備忘録的に書いてみます。
二回目のAPS本大会、初参加2名も何事も無く、無事に終わりホッとしました。
終わった際に、杞憂という言葉が浮かび手帳に書いて、後で何でこんな言葉書いたの?と不思議に思いました。
終わってみればそんなもんです。
田舎の人間なんで、浅草に来ると観光だったり食事したりで、はしゃいでしまい打ち上げに参加できず残念無念です。
知らない人の輪にいるのが嫌な人もいるので、呑みたい自分も我慢です。
皆、楽しかったねと帰路につきました。
振り返って、自分個人でみると、ツライことも多かったです。
公式記録会で最下位とか、いつものことである。
諦めて止めようと思うことなどいつものことである。
気が付くと本大会で5人もメンバーが集まった。
初めて数回の出場でエキスパートにあと少しというのもあらわれ、我が事のように嬉しい。
そのくせ自分が出ないと出場しない困った連中。
難しい、とっつきにくいという言葉を聞くAPSですが、こんな週末の日曜日をふわふわと楽しんだ集団もいました。
いつも映画を観るように楽しんで行きたいです。
スズキ マサトシ
2015APS本大会に参加してきました。今年で二回目になりますが成績はともかくとても楽しい1日(いや1年かな)でした。これもフロンティアの山中社長、そこに集まる皆さんのおかげだと感謝しています。毎週月曜の夕方、仕事の合間ですがフロンティアさんのAPS無料練習会に参加させていただき、腕はともかく同じ趣味の仲間と知り合えて楽しい時間を過ごさせていただきました。
さて試合の結果のほうは前回よりは良かったものの目標の160点には届かず141点でした。
スタートはシルエット。予定では15-20のはずが5-18スタンディングの1、2発目8mmをはずしあせってしまい結局8mmのみヒット。プローンはトリガープルを気を付けて満射を狙うも1発はずしてしまいました。
次はブルズ。始めは一番楽だったはずが最近はスランプと言うか苦手意識で0点も有り得る状態。いやがうえにも緊張感は高まります。案の定第1ターゲットはブルブルと止まりません。0点はないものの10点も無く37点。2回目は開き直って狙いこまずに早撃ちしてみます。5点が1つあったものも45点。合計82点でした。情けないけど0点撃たなくてよかった~。
最後はプレート。練習では10~12枚がアベレージなので10枚を目標に。いざ撃ち始めると振り上げのいい時と悪いときがはっきり出てしまい苦戦。ラッキーショット的なものもあって何とか9枚倒せました。これで36点。合計141点で今年の本大会は終わりました。
あれだけレンジを使わせて頂いたのにちょっとふがいない成績。正直悔しいです。思えば今年は公式記録会などの試合形式には仕事の都合などでほとんど参加できませんでした。その為試合の緊張感に慣れることが出来ずにいたことが原因の1つではないかと思っています。今後は出来るだけ試合に参加して鍛えていきたいと思いますので皆さんよろしくお願いします。もちろん飲み会にもです。
それでは、また来年。
スズキ マサトシ
P.S ちょっと締め切り過ぎちゃった。すみません
第25回APPカップ参戦記 OA-25 セキ アツシ
2008年から続くAPSカップ本体会への挑戦も今年で7回目となりました。
部門を昨年までのフリーサイト部門から2011年以来のオープンサイト部門へ変えての参加です。
ずっと195点を目指して続けてきたのですが、すっかり迷宮に迷い込んでしまったようで、
練習会もそうですが公式試合ではめっきり高得点が出せず、自信もなくなっていました。
そこで踏ん切りをつけるために2014/11/24の新座での公式記録会で「190」点以上記録できなかったら
オープンサイト部門に再転向することにしたのですが、結局記録会で点数は出ず、オープンサイト部門へ戻ってきた次第です。
部門を変えて本大会までの間、公式での記録が上向いたかと言えばそんなことはなくて、納得のいかない点数がずっと並んでいました。
ただ自分で主催する富士見の練習会での点数は徐々に良くなり、内弁慶の度合いを強めているようでした。
点取りの後で「空気読んでぇ~」言われることも度々。これがちょっと気持ち良い(汗)
でも、試合では点数が出ないわけで安定して照準して真っ直ぐトリガーを引ける状態を探して
前日までトリガーの位置を調整して本大会に臨んだのでした。
本大会のグループは「A」でブルズアイスタートでした。
昨年まで午後までゆっくりできたのとは大きく変わって会場と同時に受付、銃検、試射すぐ競技と非常に慌ただしいです。
それでも大会スタートの射群ではなかったので少しは緊張しなくて済んだようでした。
今大会から変わったメインジャッジのコールも、ターゲット交換時の手順も、登田さんのプレートコールも予め見聞きして
射座には入れたのはラッキーでした。
本大会で一番感動したのはプレート競技のメインジャッジのコールが登田さん声で響いた時かもしれません。
サブジャッジから名前を呼ばれていよいよ競技開始です。緊張はあまりありません。
ところでブルズアイの的は黒丸派ですか?それとも白丸派ですか?私は白丸派です。
的よりサイトに集中するようにってオマジナイです。
競技の方ははとにかく無事に終わるように銃口カバーとセフティーの操作に気を付けていました。
今までも気を付けてきたつもりではいましたがルールで明示されると緊張感が増す感じがします。
第1、第2ターゲット供に1発ずつ失敗を自覚しつつ競技終了。
うっすらと弾痕がターゲット上に確認できて気になって仕方ありませんでした。
順にターゲットの採点が終わったら今度はプレート競技の待機席へ。
この次々と競技を行う仕組みは本大会ならではで「本大会だなぁ」と思うのですが。15分前後で1年の成果出てしまうのは
「趣に欠けるよなぁ」とも思っていたり…。
待機席に着いたら一息つく間もなく名前を呼ばれて射座へ。
ここでも何故か緊張感は少なめです。ブルズアイの結果が良かったので欲が出た分は緊張が増したようではありました。
公式記録会で聞き慣れた登田さんの声で競技が進みます。銃が不調の選手がいるようで中断がいつもより多めに発生。
こういう時っては苛立つこと多いみたいですけど「本人は相当テンパってるだろうな」などと何故か余裕の思考。
割と順調だったので最後の1枚で緊張して外してしまったのが残念でした。
そして最後のシルエット競技へ。
3年連続スタンディングが0点という不名誉?な記録が継続中だったのでこれは断ち切りたいと思っていたのですが、
怪我をおして同じグループで競技していたHOKOさんがシルエット競技を前に途中棄権してしまい、
「不名誉」とかいう言葉は何処かへ…。
毎月練習会を手伝ってもらっているので良い結果を残してほしかったのですけど残念な結果になってしまいました。
ですが、ここは冷徹に自分の競技に集中。救急車騒ぎとかじゃないので良いかなと…。
とりあえず4年連続0点は免れて競技終了。ちょっとだけホっとしました。
最終的に174点-5xとなりました。納得いかないまでも良い点数です。
しかもBグループまで終わった時点で暫定1位のオマケつき。抜かれるのはわかってましたが嬉しかったですね。
今年も身近な人が何人も良い成績を残しました。私ももっと良い点を撃ちたいっ。
いつでもそう思ってますが…。
月並みですが最後に本大会運営スタッフの皆様、練習の場を提供してくださったフロンティア山中社長、
1年間富士見の練習会に参加・協力くださった皆様に感謝して終わりたいと思います。
APSカップ参戦記
OA-40 ナカザワ シュウジ
今年も参戦いたしましたよAPSカップハンドガンクラス!
先ずは運営の協会並びの運営スタッフの皆様、参加選手の皆様、大変お疲れ様でした。
今年も楽しませて頂きました。ありがとうございました。
えーと、今年のAPSカップは振り返ると言っても打ち上げの時しか記憶がないのですが、なんとか頑張って振り返ってみます。
まず、今年は仕事の都合でなかなか休みが取れず、練習らしい練習はフロンティアさんの練習会で2日ほど撃たせて貰った程度。数ヶ月ぶりのコールドでは120点くらいしか行かずガックリ。まぁしばらくGunにも触っていなかったので仕方が無いところでしょうが、軽く2周ほど回っただけで腕やら胸やらが翌日には筋肉痛。あぁ情けない。
結局、プレート以外はなんとなく仕上がらないまま2日間の練習は終了。しかし今年は意地でも出場しようと思っていたので後は運を天に任せるのみ。運で点数が出るほど甘い世界で無い事は百も承知ですが、自信が無いものは仕方が無い。過去最大級に開き直った心境で出陣となりました。
今年は最高に苦手なシルエットからスタート。やや緊張しつつ撃った初弾は8m先のターゲットのはるか上を通過。あぁ、やっぱりね。それ以降の射撃は覚えて無いんですが、リザルトを見ると24点。うむむ。まぁ練習でもこんなもんなんで仕方がないってトコロですね。しかしホントにどうにかならないかなシルエット。難しすぎませんか?(泣笑)
1種目を終えたところでバッジ更新180点を目標とすれば残り156点・・・。ブルズ満射、プレート1枚外しでギリ180か・・・。まぁ不可能じゃ無いよね(滝汗)と自分に言い聞かせながらブルズアイへ。
第1ターゲットは気合が入りすぎたのか、完全迂闊のロックンロールなトリガーミスで0点を撃つという大チョンボ!結果35点・・・。この時点でバッジの更新は無くなりましたが、同時に気負いも無くなり、第2ターゲットは50点。やればできる子なんです。
果たしてここまでの成績は109点。続くプレート満射でも169点。よ、よーし、こうなったらプレート満射賞(自分で勝手に作りました)を狙うしか無いゼ!!そんな謎の気合で挑んだ結果は13枚、54点。うん、プレートの点数としては悪くない。あぁ、ブルズ第2ターゲットから試合が始まっていればなぁ。タイムマシンにお願い~♪そんな気分で今年の本大会は161点で着地しました。
さて、後は抽選でなんか貰って帰るしかないな!と思っていたのですが、競技終了後はよしむね兄貴とすっかり話し込んでしまい、抽選用のゼッケンプレートを返却し忘れ、当たるはずもない抽選結果をドキドキしながら聞いていたのでした(笑)
そして、忘れちゃいけないグラチャン戦!今年はオクさんがTakuさんを含む3名の猛者を押しのけてグランドチャンピオンの座を獲得。オクさん、おめでとうございました!いやぁ、グラチャン戦盛り上がりましたねぇ!観ていてハラハラしましたよ。いつかはあの場所に立ちたいものです。
こうして私の2015年APSカップは幕を閉じたわけですが、結果はどうであれ、やっぱり本大会会場の雰囲気は良いですね。なんというか、程よい緊張感と、同じ競技を心から楽しんでいる人たち、懸命に競技に取り組んでいる人たちと同じ時間、同じ空気を共有できるのは素晴らしい事だと思います。
APS競技ではないんですが、先日スピードシューティングの練習会場で初心者の女性が一生懸命頑張っているので「シューティング楽しいですか?」と聞いたところ、「こんなに打ち込めるとは思っていなかった。メチャクチャ楽しいです!」と言っていました。あぁ、こういう人はきっと上達も早いんだろうな。そう思いました。頑張って練習すれば必ず成績が良くなり、達成感につながる。技術の向上だけではなく、精神的な鍛錬にもなる。そして、その気になれば比較的短期間で上位を狙うのも夢ではない。もちろん上位を狙う以外にも楽しみはいっぱい!エアガン射撃競技はやってみなければわからない楽しさに溢れています。縁あってこの参戦記を読んでいる射撃競技未経験者のアナタ!ぜひとも一度この世界を覗いてみてください。
最後に、いつもお世話になっている赤羽フロンティアのヤマックこと、亘社長。そしてフロンティアに集う皆さん、協会やスタッフの皆さん、改めまして御礼申し上げます。また来年もよろしくお願いします。
See you next summer!
第25期 APSハンドガンクラスオープンサイト 参戦記
と言っても25期はいろいろあって本大会しか参加できませんでした…。
そうなると練習会への参加も少なくなり、家撃ちメインとなりました。
2014年の本大会から初めて撃ったのが2015年の2月で、3月にも一度フロンティアさんの平日無料練習会に参加。
その後6月までは家で思い出した時にブルズアイを撃つ程度でした。
6月になってフロンティア公式のためにぼちぼち練習会に参加するようになりましたが、今年は内容を考えなおしました。
去年までは練習会に行ったらひたすら周回して、多い時だと10周以上していましたが、今年は多くてもコールドセルフジャッジで1周、気になったところを最低限確認、参加者同士の点取り又はセルフで1周。
量を減らしてその分集中…できるかどうかはともかく…そんなことを考えながら。
家で撃つブルズアイは大体50発。
撃ち始めたら5発毎にターゲットを確認に行く以外はノンストップで撃ち続けます。
最初の10発→良い時もあれば悪い時もある。集中であったり、トリガーの感覚であったりが原因か。
20〜30発→調子が良いのはこの辺。
40発→ここで悪くなることが多い。明らかに集中できていないのがわかるし、腕も止まらない。
50発→なぜか意外と盛り返せる。「集中できていない」ことが自覚できた後は再度切り替えて集中できるのか? ただし腕は止まらない。
60発以上→もう集中も出来ないし、腕も止まらない。
これを1日1セットだけ、できる日にやる(毎日とは言わないw)。
しばらくやっていると腕の持久力はついてくるものの、集中はやはり続かないのでこれ以上たくさん撃っても僕の場合は意味が無さそうな気がします。
理想は500点でしょうが、ポイントになるのは当然最初の10発。
それと悪くなったあとの10発かな、と。
と、まあこんなナマケモノの言い訳を並べつつ本大会へ(笑
残念ながら今年もブルズアイスタート…。
とにかく最初の緊張がハンパじゃなく、去年は第一ターンで0点を撃っています。
今年は…0点はありませんでした。
去年もそうでしたが第一ターンが終われば割と落ち着けるんですが今年は…。
撃っているあいだ8点圏ギリギリに乗っていると思っていた1発がターゲット交換の時に確認したら5点だったことで動揺してしまい第2ターンまで引きずることに…。
やっぱり見なければよかったな!の 89×2
つづくプレート。
ここは上出来の13枚52点。
外した2枚はどちらも集中が足りていなかったな〜と反省。
最後のシルエット。
スタンディングでハマるパターン。
10mで3発使ったのに落とせず9点。
3発もあったのにその使い方の戦略に問題があったとここでも反省。
プローン18点で計27点
合計168点 2X
本大会ベストを3点更新(笑
良いところもあり、悪いところもありましたが、悪いところは「もうお手上げ」という感じではないので次に繋がることを期待したいと思います。
JSAGならびに運営に携わった全ての皆様、練習の場を提供してくださったフロンティア山中社長、富士見スポーツシューターズの皆様、MMSマスターのDさん、APSラジオの堺さん&RISKYさん、一緒に練習をしてくださった皆様ありがとうございました。
今期もよろしくお願いいたします。
田巻兼太郎 ( deli )