コラムNo.2 35発集中 by チャレンジャー
私が書くと、もっともらしい事がもっともらしくない様に読めてしまうので流し読みして下さい~
ここ1年ぐらいでしょうか?APS競技の練習会や公式記録会・公式練習会の様子が頻繁にyoutubeにUPされだしたのは、それまでもAPS競技に関する動画はあったのですが、私も含め沢山のシューターの方々が動画をUPされて、初めての方でも競技の内容・銃の取り扱い等、とても参考になる動画が多くて嬉しいです。そしていつも私が動画で見ているのが、その人の射撃のルーティーンです。
「ルーティーン」ってなんだ!って思う人も多いと思いますがそれは最後の方にコピペします。
トップアスリートやスポーツ選手などでもよくみられる光景ですよね。分かりやすいのがイチロー選手がバッターボックスの入った時の行う行為それだと思っています。
癖と取るかルーティーンと取るかで大きく変わってきて、ネットで検索すると分かりやすく書かれています。
先日もRISKY師匠と会話していてこの会話になりました。
チャレンジャー(以下チャ)
「RISKYさんを含めトップシューターと言われる方々は射座に入る前から気合が違いますよね」
RISKY(以下R)
「そうだね、僕も含めて、大半の射手が射座に入る前から35発イメージしているからね。とても話しかけられる状態じゃないよね。」
チャ
「それと、人それぞれ、射座に入ってから、銃を構えて撃つときの決まったパターンがありますね。トップアスリートやプロスポーツ選手が行う自分の中の決まったルール(ルーティーン)それが見ていてよくわかります」
R
「それはあるね。僕もシルエットの立射の時は、銃口を人より高く上げて、途中で止めて独特だと思うよ。でもね、そのルーティーンが出来ていても上位には来れないからね。どのスポーツでも才能は確かにある人とない人が居るけど、僕には射撃の才能はないよ、だから毎日必ず練習するんだ。現状を維持するためにもね!」
190点以上を撃つシューターの人でもこのように考えてるって事を聞かされて僕は足元にも及ばないな~ってつくづく思いましたが、いつかはRISKY師匠が夢見ている事を実現出来るように頑張ります!
これ以降の文章は、ネットよりコピペしたもので、射撃とあまり関係ないかもしれません。
ルーティーンと癖
スポーツ選手は自らのベストパフォーマンスを引き出すために、それぞれ違った行動、
いわゆる『ルーティーン』を持っている。私は小学校の時からバスケットをしていて、現
役を続けている今もなお、いくつかのルーティーンをこなしている。その中のひとつとし
てフリースローを打つ際、ボールを一度手の中で回しボールの縫い目を確認してから、い
つも持つボールの位置に手を合わせ、その後シュートモーションに入る。この一連の動き
は、私が中学時代に憧れていたプロバスケット選手がその動きをしているのを見て、その
真似をすることで自分も同じようにシュートが入るような気がして真似し始めたのがきっ
かけである。もちろん真似をしたからといって突然入るようになった訳ではなかったが、
何故か自分がシュートを決めるイメージが湧きやすくなり、結果的にそれが自信につなが
ってよりよいプレーができるようになった。
ここで、『ルーティーン』と『癖』の違いとは何かを考えてみた。『ルーティーン』とは
自らを高めるために『意識的』に行っている行動であり、『癖』とはパフォーマンスを高め
るためでも何らかの意味のあるものでもなく、『無意識的』に行っている行動であると定義
する。『ルーティーン』は各個人が行うことで自信をつけたり気持ちを落ち着かせたりする
ポジティブな行動であるのに対し、『癖』は対戦相手に見破られてしまうと時に自らのプレ
ーに支障を来すこともあるネガティブな行動である。これら二つはいつものプレーの中に
組み込まれているものという点で共通しているにもかかわらず、何故これまでも意味が違
ってくるのだろうか。
そこで二つの行動の相違点を考えてみた。一番の違いというのは間違いなく『意識的』で
あるか『無意識的』であるかという点にあると思う。私の場合、フリースローの時に意識
的に行うのは『ルーティーン』であり、一方ドリブルを突き出す際に無意識的に一旦進行
方向の逆側に足を向けてしまうというのが『癖』である。また私の経験上、スポーツをし
ている最中に無意識的に自信がついたりしたことはない。自信がつくときにはそれなりの
原因があって、その上で自分の中で自信に変えていっている。つまり、何らかの原因を受
け取った上で意識的に自信に繋げていることになる。
これらのことから、人間は『意識する』ということによって自らを高めたり、また時に
は自らの首を絞めてしまうこともある。人間にとって意識するということはとても重要な
ことであり、意識することで良くも悪くも動かせるということが分かる。よって人間が日
常生活において常に自らのベストを尽くし続けようとするならば、四六時中あらゆる場所
に集中力を張り巡らせ、意識するということを続けなければならない。しかしそれには限
界がある。大切なことは、ここぞという場面で自分のベストを出し切れるような精神状態
を自在に作り出せる、確固とした『ルーティーン』を持つことではないかと思う。