APSカップへの道 第八回




さて、今回はハンドガンプレートの撃ち方というのを書いてみようと思います。
と言っても、僕自身試合になるとビビッてしまい、当たってもせいぜい10枚くらいなので、
ここは当て方というよりは撃ち方という事でお願いしようかと(^^)
ただ10年以上のベテラン選手でも当て方は上手くても、最低な撃ち方の人も
良く見かけるので、失礼ながら今一度初心に帰って読んで頂けたらありがたいです。

先ずは射座に入る前ですが、当然ガンケースに入れるか、
銃口カバーをして入る訳ですが、
銃口カバーをはずす時とかって、以外と銃口横に向けてしまいがちなので気をつけましょう。
これはコッキングの時もなのですが、良く銃口下に向けてしまう方がいらっしゃいます。
大半の方はターゲット方向に向けては駄目で下に向けるのが正しいと勘違いなさっているのではないでしょうか?
ターゲット方向というのは、バックストップもあり、一番安全な方向ですから、
なにをやるにしてもターゲット方向に向けていれば、比較的一番安全なので、そうした方が良いかと思います。
さてスタンバイ姿勢ですが、その前に何気にライン踏んでしまってる方も意外といます。
特に一枚ごとに移動なさる方は気をつけて下さいね。
そしてスタンバイ姿勢。プレート競技はスタンバイ→レディー→ブザー音、
となり、ブザー音が鳴ったら45度以下からターゲットを狙い3秒以内にトリガーを引いて的を当てる競技です。
スタンバイ時にはトリガーに指をかけてはいけないとルールブックには書いてあります。
指をかけなければトリガーガードの中に指入れていても良いだろう!
と言わんばかりにトリガーガード内にいれてしまってる方もいます。
これはいけません。指掛かってるかどうかを判断するのは自分ではなく、
ジャッジの方です。という事はジャッジの方から見たら、掛かっていようがいまいが、
トリガーガードの中に指入っていたら、掛かっているようにしか見えませんからね。
第一危ないですよね、何がおこるかわからないですから。
ですのでこれから始める方はスタンバイから
腕を振り上げ→サイティング→指をトリガーガード内に移動→トリガー引く
という順番を徹底して頂きたいのです。
どうしてもトリガー引く指を移動する時に銃がブレ易いので、
なるべく早くトリガーに指持っていきたくなるのですが、最初は難しくても
練習をつめば、そんな指の移動もへっちゃらになりますから大丈夫です(^^)!
それからコンプレストやコッキングするときは
くれぐれも銃口の向きに注意して下さい。
ここら辺は以前に書いたココを参考にして頂けたらと思います。

本当にすでにおこがましいのですが、
ついでなので、一応書いちゃいますかね。ホワイトボードのなのですが、
これは色々なプレートの上手な選手の方々の当てかたの代表的な例です
先ずスタンバイ姿勢でフロントとリアの位置関係を決めます。
そして振り上げはスムーズに真っ直ぐ!
一旦標的の上までサイティングラインを上げて、下ろしてから撃つ。
最後にフォロースルーをしっかりと取る。
とまあ文章にしちゃうと簡単ですが、
この真っ直ぐ上げる!というのが難しいんですよね。
さらに、毎回なるべく同じ位置に上げて、同じ位置におろして同じ様に撃つ!
というのができればプレートは攻略できるかと思います。
試合になると、そこには緊張というものも入ってくるのですが、
それはまた別のお話という事で。
プレートは機材の面で中々練習する機会が無いと言う方もいらっしゃると思うのですが、
紙に標的書いたのを壁にはって、そこに向かって空撃ち練習というのが、
案外一番良い練習方法かもしれません。
紙標的は堺さんのサイトからもダウンロードできますので、
ぜひ試してみて下さいね。
最後にまたそれかよ!と言われるかもですが、
競技終了して銃口カバーを装着する時も銃口気をつけて下さいね。
プレートは、もう一刻もはやく射座から離れたくなるので、
焦って出ながら銃口カバーしちゃう人もいますからね。気をつけましょう!


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