また写真逆さになっちゃっていて、すみません。
ちょっと遅くなりましたが第26回APSカップ本大会での自分の成績を振り返ってみようと思います。
当日は朝の5時くらいに起きて動画撮ったりしながら2周ほど回ってみました。
そして6時半になり、いきつけの喫茶店トゥモローでモーニング食べ、
そして戻ってから物販の準備等して最後にブルズアイを10発撃ち
試合会場に向かいました。友人が車を運転してくれ、
バカ話をしながら会場に到着。
協会スタッフさんや練習仲間、APSを一緒に挑戦している方々と挨拶やらをしつつ
受付→銃検→試射を行います。
本大会を正月に例えたりしていますが、
会場にいる人たちって正月に集まってくる親戚みたいにも思えます。
ちょくちょく会ってる人もいれば、この正月にしか会わない人もいる、みたいな。
さてそれはともかく第一競技はシルエットでした。
相変わらずの緊張状態で競技スタート。
初弾は8m震えながらも楽々ヒット!
この日の会場は明るくて練習含めてこの一年で一番楽な状況でした。
ただし一年で一番震えてもいるのだけれど。
続く9mもうまくトリガーを引けました。
こんだけ明るく狙いやすいとサイトアライメント特にフロントサイトの高さが
曖昧にならないので、練習でしっかりとつかんできた狙う点でトリガーを引くだけ、
逆に言うとある程度トリガーが引ければ当たる。
そんな感じで9mも軽々ヒット。
ただし呼吸はだんだんと荒くなります。
そして10m、8m9mをミス無く当てたので、
気持ち的には楽になりますが、手は震えたまま。
まあしかしなんとかなりそう→なんとかできる→なんとかする→絶対やれる
と気持ちが移り変わり最終的には、狙点だけしっかりという気持ちだけになってました。
そして綺麗にヒット。
さあこっから、苦しい時間の始まり。
息が苦しい。特に8→9→10mと撃っていく者にとっては
三つ終わった後の7mはある意味10mよりも難しいと言っても良い様な気もする。
それでも今回楽だったのは比較的時間が残っていたからでした。
7mと6mじっくりと時間を取って撃てたので問題なしでした。
ただ心臓の鼓動と手の震えは落ち着くことは無く、
そのままプローンへ!
ここでも助けられました会場の明るさに、
スタンディングと同様に8、9、10mをヒットさせると
頭の中では次のブルズアイの事を考えていました。
このままでは片手だとまずい!何とか落ち着かないものかと。
最後の6m撃つとき、プローンでも僕にしては珍しく時間に余裕があったので、
ギリギリまで撃たないで呼吸を整えようかという考えも浮かびましたが、
いやいや外すパターンでしょ、それって(笑)と思い直して6mもヒット!
シルエットは満射の40点でした。
その瞬間拍手が起きました。
物凄い気持ち良かったです!
拍手して頂けた皆さん、ありがとう。
点数確認終わり射座から出ると、仲間のみんなが笑顔で迎えてくれた。
僕自身も嬉しかったのは間違いないですが、
仲間の皆さんが喜んでくれたのがものすごく嬉しかったです。
なんか日頃の恩返しが出来た気がして嬉しかったなあ。
まあいつも通りに良かったのはここまでだったのですが、
次はブルズアイ。
初弾にあわやブルズアイの板を外すくらいの一打をうってしまいました。
ここのところ練習で絶対やってはいけない撃ち方というものを、やってしまったのです。
シルエットでできたやるべき事をやり、やっちゃいけない事はやらない、という
単純明快な事がブルズアイではできなかった。
そこに落ち込んでしまう技術のなさが露呈してしまった。
結果は68点。初弾を大いに外してしまったショックから
パニックになってしまいました。
それでも最後の3発は震えながらもなんとか10点圏に撃てたのが、
ブルズアイ唯一の希望。次回に明るい未来が垣間見えたようにも思えます。
何だか10発撃ってるときに色々と考えてはいたのでしょうが、
全くフワフワしてしまっていて何を考えていたのやらって感じです。
まあ良い経験が出来ましたと思う事ににします。
最終競技はプレート。
まあ正直放心状態というか、今年も終わっちゃったなあという感で射座に入る。
結構落ち着いていたのですが、いきなり2連続ミス。
いつもならここでパ二くるのですが、この日は冷静でした。
ミスした二発もそれほど酷かったわけではなく、ちょっと悪かったくらいでしたしね。
そこからは気を取り直してというか、まあまあ普通に撃てて7枚連続でヒットします。
中段の最後をミスし、上段に入ったのですが、
試合でのプレート上段は難しいですよね。
いろんなもののスタミナが削がれていって撃たなくてはならないですから。
結局上段は二発当たっただけでしたので、
合計9枚という微妙な結果で終わりました。
プレートの読み上げ係はマルゼンさんの登田さんでした。
撃ってる時は今年も登田さんありがとうって思っていました。
登田さんだけでなく関さんや鈴木さん公式戦になるたびにジャッジで来てくれてる
マルゼンさんの社員さ達には、ありがとうございましたの言葉以外に思いつきません。
またこれからもよろしくお願いいたします。
とまあこんな感じで僕の競技は終了しました。
見事なまでに満射したシルエットの文量が多い事で(笑)
本大会終了とともに第26期は終了しましたので、
このコラムタイトルの表記も変えさせてもらいました。
第26期も自分のとこの射場には世話になりました。
またこうして撃ってられるのもフロンティアというお店のおかげだし、
当然買い物に来てくださっているお客様のおかげです。
もっといい報告をしたかったのですが、とえいあえず今回はシルエット満射という報告が出来て
実はものすごく嬉しかったりしています。
来年はプレートを満射したいし、ブルズアイをもうちょっと何とかしたいところです。
そしてこんなつたないコラムを読んで頂いている皆さんにもお礼申し上げます。
ありがとうございました。